高校のいじめを市教委が“重大事態”認定 告発のYouTuberは「隠してたものが公に出ただけ」と批判

超無課金」(登録者数28万人)名義でのゲーム実況活動で知られる「石田拳智」(同10万人)が学校でのいじめ問題を告発した件で、市教育委員会が、いじめ防止対策推進法に定める“重大事態”と認定し、第三者委員会による調査を始めたことが明らかとなりました。

いじめ問題を告発、高校の名前も公表

兵庫県の高校でいじめを受けた男子生徒は昨年2月、学校に相談。画鋲を使ったいたずらや部活での乱暴な扱いを告白しますが解決せず、不登校になることに。ツイッターで知り合った石田に「僕いじめられてるんですよ、学校で」と相談を持ちかけました。

石田は今年1月に公開した3本の動画を通じて、被害者の男子生徒と共に高校を告発。男子生徒の母親からいじめ問題への介入に関する“委任状”を取り付けたのち、実際に学校を訪れ、教頭との30分以上にわたる話し合いの音声や、被害者の生徒も登場した動画などを公開していました。

さらに石田は「僕は彼の人生、一生涯背負える覚悟で来てるんで」と被害者の男子高校生に寄り添う意志を強く示し、被害者の男子生徒が通う学校名を公表。
“青汁王子”こと「三崎優太」(登録者数78万人)が配信で取り上げたほか、アイドルグループ「SixTONES(ストーンズ) 」(同153万人)のメンバーも言及するなど、この告発は大きな話題を呼んでいました。

“重大事態”と認定 同校で別のいじめ事件も

この件に関する動画の再生回数は、合わせて450万回以上。事態を重くみた市教育委員会が今月22日、大学教授や医師などからなる第三者委員会を設置し、調査を開始したことが同月29日に報じられました。

市のいじめ防止生徒指導担当は「ユーチューバーにしか頼らざるを得なかった。そういった状況に追い込んでしまっていた」「もっと彼に寄り添った対応をしていくべきだった」とコメントし、いじめ防止対策推進法に定める“重大事態”と認定。
さらに、石田が告発動画をあげる3日前、同じ高校で別のいじめに遭い退学した女子生徒も石田に相談していることを明かし、この女子生徒のいじめについても重大事態と認定。男子生徒の事案と合わせ、第三者委員会で調査中で、今年の夏ごろまでに報告書をまとめる方針だとしました。

(参考:関西テレビ

YouTube動画

この報道を受け、石田はツイッターを更新。「学校も教育委員会も単位上げて進級させておけば文句言わないと思ってただけだろ」「隠してたものが公に出ただけだろ」と不快感をあらわにしています。