44歳の男性YouTuberが「ワンパンマンチャレンジ」を3年間完全達成 「かっこよすぎる」「尊敬しかない」と感動の声

人気漫画『ワンパンマン』の主人公・サイタマと同じトレーニングメニューを3年間1日も休まず毎日続けるという「ワンパンマンチャレンジ」を、44歳の男性YouTuberが完全達成しました。

スタート当初はぽっこりお腹の体型だった

『ワンパンマン』の主人公・サイタマは、毎日「腕立て伏せ100回、上体起こし100回、スクワット100回、ランニング10km」を3年間続けたことで最強の力を手に入れたとされており、これを模したトレーニングが、いわゆる「ワンパンマンチャレンジ」と呼ばれています。

4月20日、「tasuke challenge」(登録者数2万人)のタスケがこのチャレンジの完全達成を報告しました。

タスケは2023年4月21日にチャレンジをスタート。当時は41歳・体重は74.7kgで、中年太りでぽっこりしたおなかが目立つ体型でした。

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タスケは開始直後、今後3年間で達成を目指す「5つの目標」を設定しました。

1つ目は、サイタマと同じメニューを3年間1日も休まず継続するというもの。2つ目はフルマラソンの4時間切り、3つ目は100km超のウルトラマラソン完走、4つ目は1周約200kmにおよぶ琵琶湖一周マラソンの完走。そして、5つ目は体重62kg到達で、特に筋肉量を維持したまま体脂肪を落とすことを条件としていました。

1年達成したときには大きな話題に

開始直後は「まともに走り切ることができず、筋トレ中にも何回も潰れた」というタスケ。しかし、大雨の日や出張先でも休むことなくトレーニングを継続しました。5カ月目には目標の1つである体重の62kg切りを達成。半年経つ頃には体は見違えるように引き締まっていました。足の指のマメは何度も潰れたそうですが、真夏の炎天下も雨の日もチャレンジを継続。その後フルマラソン4時間切りとウルトラマラソン完走の目標も達成しました。

そして2024年4月には見事に1年間継続を達成。このときの報告動画は再生回数600万回を記録するなど、大きな話題となりました。

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タスケは当初の目標通りそのままチャレンジを続行し、ウルトラマラソンやマラソンを次々に完走していきます。

2年達成が間近に迫った2025年3月には新型コロナウイルスに感染。継続が危ぶまれる中、咳と体調不良に苦しみながらも筋トレを敢行。外出ができないため、自宅の中を10km歩くという苦肉の策で乗り切りました。

 

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3年間の走行距離は1万6136km、腕立て伏せは10万回以上

そしてついに2026年4月20日にワンパンチャレンジの3年間完全達成を遂げ、報告動画が投稿されました。

動画の中では、くっきりと割れた腹筋に厚みのある胸板、削ぎ落されたボディラインが鮮明に浮かび上がり、初日の中年体型とは別人のような姿になっていました。

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翌4月21日、タスケは「ワンパンマンチャレンジ3年間完全達成と今後の活動報告」と題する活動報告動画を改めて公開し、詳しい達成報告と今後の継続方針を示しました。

3年間で走ったランニング距離は1万6136kmで、「日本縦断を4~5回するぐらいの距離」とのこと。筋トレは腕立て伏せ・腹筋・スクワットがそれぞれ10万9600回。さらに、ディップス1万7848回、懸垂9314回、スタンディングカーフレイズ8万100回を記録したことも付け加えました。

3年間のあいだに発生したアクシデントについても紹介しました。トレーニング中に剥がれた足の爪は8枚、車に轢かれた回数が1回、自転車に轢かれた回数が2回、サバ缶で指を切った回数が4回あったとしています。

また原作で、サイタマがこのトレーニングの結果、頭髪を失ったというエピソードを踏まえ、「最初に言っておきます。ハゲてないからやり直しって言わないでください」と冗談をとばすシーンもありました。

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完全達成の12日後に琵琶湖一周200kmを27時間42分で完走

トレーニング完全達成後の継続については、タスケは「この動画のいいねの数だけ継続しようかなと思ってます」と宣言しました。

また、『ワンパンマン』に登場するヒーローたちと同じく、自身のヒーローネームも募集すると発表。すでにチャンネル名には「Hero Name【中年野良トレーニー】」との言葉が追加されています。

この時点で、3年前に設定した目標で残っているのは、琵琶湖一周マラソンのノンストップ完走のみ。

タスケは、そもそもチャレンジを始めた本来の目的が「琵琶湖一周200kmを完走する体力作り」だったとし、10カ月半前に挑んだノンストップ版は失格に終わったことに触れると、「未だに僕の中で、やっぱ自分自身許せてないところがあって」と本音を吐露しました。

そして5月2日の午前7時、滋賀県の彦根駅をスタートし、反時計回りで琵琶湖を一周。前回参加した大会の制限時間32時間に対し、今回はタスケ自身が28時間の制限を課しての挑戦となりました。

チャレンジ中は強い向かい風や北側の長い登り坂、夜間走行、右膝のトラブルなどに見舞われ、終盤は1km7分台のペースまで落ちる場面もありましたが、視聴者からの応援コメントや沿道での差し入れに支えられて走り続けたといいます。「とにかくゆっくりでもいいんで、前に進みます」と粘り、ゴール地点の彦根駅手前では「ここまで来んのに3年かかった」と感慨深く呟きました。

5月3日朝、タスケは205.83kmを27時間42分05秒で走り切ってフィニッシュ。自身に課した28時間以内のタイムリミットも下回り、「有言実行で、初志貫徹で琵琶イチランナーになりました」と達成を宣言しました。これによって、チャンネル開設時に視聴者へ向けて約束した5つの目標は、すべて達成となりました。

動画には、「続けられるって凄いです」「尊敬しかない」「同年代のおっさんだけどお前かっこよすぎるよ」「このおっさんやりやがった!」といった称賛の声が多く寄せられています。