論破ではなく詭弁? 論理学の解説動画が130万再生

8月13日に「サトマイ」(登録者数9万人)が投稿した論理学の解説動画が話題となっています。

YouTube動画

詭弁論理学

サトマイは「確率・統計を使って世の中の謎を解く『リアル謎解き』を体験していただく、教育エンターテイメント番組」を投稿しているYouTuber。

今回は詭弁論理学がテーマで、“論破王”と名高い2ちゃんねる開設者の「ひろゆき」(登録者数156万人)の論破術を解説します。

サトマイによると、詭弁とは

一見正しそうに見える主張なんですが、実は論理が破綻しているような推論のこと

だといい、詭弁を学ぶことで

人を説得するのがうまくなることはもちろんのこと、相手の話を聞いてそこから論理の穴っていうのを見つけて、それに対処できるようになる

と話します。

最強の詭弁術

サトマイは最初に

私が今まで付き合った3人の男はみんな浮気をした。だから男は浮気をする生き物なのだ。

という詭弁を例に挙げます。これは「早まった一般化」で、「データが少なすぎる」ため断定するのではなく「~生き物なのかもしれない」という仮説として提示しなければいけないとしています。

次に「スピード違反で捕まったときの状況」で

俺より速い車が他にもいるのだから、そっちを捕まえろよ。というか、軽微な違反より凶悪犯罪者を捕まえろよ。

という例文を紹介。サトマイはこれが「論点のすり替え」だと話します。

この例文では、警察官を「論破しているのではなく、ただ人身攻撃をしているだけ」とのこと。この詭弁術は「頭のいいひとにはバレる」としており、「子どもの喧嘩と一緒」と表現しました。

ひろゆきの論法は?

続いてサトマイは「結構日常にある」という「ストローマン(藁人形論法)」を紹介。AとBが

A:私は雨の日は嫌いだ。
B:もし雨が降らなかったら干ばつで農作物は枯れ、ダムは枯渇し、我々はみな餓死することになる。それでもAは雨などなくなった方がいいというのか

と会話するという例文で、Aは感情表現をしているだけなのに、Bが拡大解釈してしまっている状況です。サトマイは

相手が主張していないことを自分の都合のいいように表現し直して、さもAが言ったかのように取り上げて、それに釘を刺す(論破する)みたいな

と「論破しているように見せかける」手法で、「ひろゆきがよく使っている手口」とのこと。サトマイは、実際にひろゆきがディベートで用いた例も使って解説しました。

解説に納得の声

この動画は、現在までに130万回以上再生されており、このチャンネルで最も再生された動画となっています。

コメント欄では

単に「口が立つ」、「ああ言えばこう言う」、「もっともらしい事をいう」ってのと、しっかりした知識を基に論理的に話を進めるってのは全く別ですね。ひろゆきは詭弁の使い方を学ぶ上では良い教科書になりますね。

ひろゆきの発言にず~~っと違和感を感じていたので
ここまでハッキリと異論を解説していただいて本当にスッキリしました
ありがとうございます!

ひろゆきの論理をここまで論理的に分析できる能力すごいですね!

とひろゆきの論破術の秘密に納得の声が多く寄せられています。