フォートナイトプロゲーマーのぶゅりるがプロ引退を発表 進退を懸けたEWC予選で世界大会届かず
5月17日、フォートナイトのプロゲーマーとして活動してきた「ぶゅりる」(登録者数43万人)が、自身のXでプロゲーマーの引退を発表しました。4月にぶゅりるは「世界大会に行けなければ引退する」と宣言しており、引退は同日に行われたEWC予選の結果を受けてのものです。
「世界大会に行けなければ引退」 4月の決意表明
ぶゅりるは2006年生まれの20歳で、プロスポーツチーム「DetonatioN FocusMe」に所属し、フォートナイトの競技シーンでトップレベルの実績を積み重ねてきたプレイヤーです。動画クリエイターとしても活動し、YouTubeチャンネルで実況動画も投稿しています。
ぶゅりるが引退の意思を示したのは、今年4月に公開された「ぶゅりるから大事なお知らせがあります」と題する動画でした。ぶゅりるは「5月のEWC(Esports World Cup)予選で世界大会に行けなかったらプロゲーマーを引退させていただこうかなと思います」と切り出し、1位でなければ世界大会へ進めないEWC予選で、自身の進退を懸ける決意を明らかにしました。
ぶゅりるによれば、引退を考え始めたのは今シーズンが始まる前で、昨年に念願だった世界大会出場を果たしたことで一区切りがつき、「完璧に燃え尽きちゃった」とモチベーションの低下を率直に明かしました。その影響で練習量や大会への参加も減っていたといい、中途半端な状態でプロを名乗り続けることへの迷いがあったと振り返ります。
ぶゅりるの中で、プロゲーマーは「どんな時間もゲームのことを考えて、ゲームで本気で勝ちに行く」存在であるべきだと考えているとのこと。しかし今の自分はその理想に届いていないとし、競技に真剣に向き合う若手の台頭にも触れ、「もう本当に世代交代だと思う」と話しました。
また、20歳でプロを辞めるという考えは以前から持っていたといい、今回の決断は一時の感情によるものではないと強調。一方で、「EWCで世界に行ったら続ける」として、最後の挑戦への応援を求めていました。
アジアを制し続けたレジェンドの歩み
ぶゅりるの競技者としての歩みは、日本のフォートナイト競技史とそのまま重なります。2021年11月にはトリオの大会「FNCS Grand Royale Finals」でアジア1位に輝き、2022年から2024年にかけてはFNCS Finalsの上位常連として、好成績を残し続けてきました。
そして2025年9月には、世界最高峰の舞台「FNCS 2025 Global Championship」に出場し、世界28位を記録。トリオからデュオ、ソロへと競技環境が移り変わるなかでも、アジア最上位の座を守り続け、名実ともに日本を代表する選手として第一線を走ってきました。
最後の1カ月、EWC予選への挑戦
予選に向け「今までのフォートナイト人生の中でも一番練習する」と宣言していたぶゅりるは、その言葉通り競技に専念する1カ月を過ごした様子。
EWC予選には、昨年ともに世界大会の舞台に立った「らいと」(同4万人)とのデュオで臨みました。
予選はプレイイン、準決勝を勝ち上がり、グランドファイナルへと駒を進め、5月17日に行われたグランドファイナルの模様は、「負けたら引退。絶対勝つ」と題した動画でも公開されました。
しかし結果は惜しくも世界大会出場の枠には届かず、4月に掲げた条件を満たすことはできませんでした。
「本日をもってプロゲーマーを引退します」
同日夜、ぶゅりるはステージに立つ自身の写真を添えてXを更新し、引退を正式に発表しました。
本日をもってプロゲーマーを引退します。
夢のような時間を経験させていただき、本当にありがとうございました。ここまで応援してくださったファンの皆様、そして支えてくださったチーム・関係者の皆様、本当にありがとうございました
とし、ファンやチーム、関係者への感謝をつづりました。この投稿には、ともに競技シーンを戦ってきたプロ選手や関係者からも、これまでの功績をたたえ、引退を惜しむ声が数多く上がりました。
YouTubeのコメント欄でも「ぶゆさん、今まで本当にお疲れ様でした」「お疲れさまでした 最後まで強かったです。 これからもファンです」「本当にフォトナといえばぶゆさんってみんな言うとほどフォトナに貢献してくれたほんとに今までありがとう」など、労いや感謝の声が寄せられています。
本日をもってプロゲーマーを引退します。
夢のような時間を経験させていただき、本当にありがとうございました。
ここまで応援してくださったファンの皆様、そして支えてくださったチーム・関係者の皆様、本当にありがとうございました pic.twitter.com/1jveESmzWL— ぶゅりる (@Buyuriru) May 17, 2026









