野食ハンター茸本朗、ツツジの蜜の毒を身をもって検証 約200輪を煮詰めて摂取し「歩くとフラフラします」

5月16日、「野食ハンター茸本朗(登録者数49万人)が「ツツジの蜜吸って毒でキマってみた」と題する動画を公開しました。ツツジの蜜に含まれる毒について解説し、大量に摂取することでどんな変化が起こるのか実証していきます。

野食ハンターによる“毒の人体実験”

野食ハンター茸本朗chは、野山で採れる植物やキノコ、生き物などを採集・調理して食べる「野食」をテーマに掲げるチャンネルです。一般には食材として扱われないものや毒を持つものまで、知識に裏打ちされた解説とともに紹介するスタイルで知られ、過去には毒キノコを使った検証企画なども公開してきました。
今回茸本朗が取り上げたのは、春先に各地で咲き誇るツツジ。花を摘んで根元から甘い蜜を吸う遊びは世代を問わず親しまれてきましたが、茸本朗はこの蜜に含まれる毒に着目し、その毒性を身をもって確かめる企画に挑みました。

ツツジの蜜を約200輪分採取、子どもの頃の思い出も語る

動画の冒頭、茸本朗は蜜を吸う花の代表格としてツツジを挙げ、自身も子どものころに夢中になっていたと振り返りました。「ちょっと太めな坊やだったので、おやつを禁止にされた時期があって、ツツジの蜜で耐えたりもしていた」と打ち明け、友達の家の庭や公園のツツジを吸っていたと語っています。

ただし無断で花を摘むのは好ましくないとして、今回は所有者の許可を得たうえで採取を実施。1輪ずつでは甘さがほとんど分からないため、「いっぱい集めて、いっぱい絞って美味しくしてやろう」と、ジップロック2袋がいっぱいになるまで花を集めました。その数はおよそ200輪と見積もっています。これを水に浸して蜜を溶かし出し、煮詰めて摂取する計画です。

ツツジに含まれる毒「グラヤノトキシン」

茸本朗によれば、ツツジの蜜には「グラヤノトキシン」と呼ばれる毒成分が含まれており、ツツジの仲間は広くこの成分を持っているといいます。過剰に摂取すると筋肉をうまく動かせなくなり、「強めにお酒を決めて酔っ払ったときみたいな感じになる」と説明。

表情筋が緩んで笑ったような顔つきになったり、体が動かしにくいだるさが出たりするとし、リラックスや瞑想を目的に意図的に摂取する人もいると紹介しました。
一方で、取りすぎは非常に危険だとも強調。呼吸など無意識に行われる体の働きにも影響し、過剰摂取では呼吸困難に陥るおそれがあると注意を促しました。

オオムラサキツツジは「ふわふわ」程度

採取したツツジの花は水で蜜を溶かし出したのち、レモン汁と砂糖を加えて煮詰め、ジャム状のエキスに加工。茸本朗はこれをバニラアイスに添えて実食し、ラズベリーやフランボワーズのジャムのような味わいに仕上がったとして「これは美味しいと思います」と評価しました。

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摂取から30分ほど経過すると、茸本朗は「ちょっとふわーっとして、お酒に酔って気づいていないぐらいの段階」と体の変化を報告。さらにシロップを炭酸水で割って飲み干すと、「カメラからは分かりづらいと思いますが、足に来てます」「歩くとフラフラします」と、立ち歩きに支障が出始めたことを明かしました。最も一般的にみられる「オオムラサキツツジ」については毒性は比較的弱く、効果は「ふわふわするぐらい」にとどまったといいます。

マッドハニーでは腰が抜ける

続いて茸本朗は、より強い毒を持つツツジ科の蜜を試すとして、ネパール産の「マッドハニー」を摂取。これはシャクナゲの仲間の花の蜜をミツバチが集めた蜂蜜で、リラックス効果をうたう製品として流通しているものです。

普通の蜂蜜より苦みが強く「後味がビンビンしている」と評した茸本朗は、しばらくして「力が入らない」状態に。立ち上がろうとして腰が抜けたといい、グラヤノトキシンの強さを身をもって体感する結果となりました。茸本朗は、自身が過去にこの蜂蜜をイベントで口にし、帰りに立てなくなって駅の階段を四つん這いで上がった経験にも触れています。

「綺麗なツツジに毒がある」 視聴者からは体験談も

動画の結論として茸本朗は、オオムラサキツツジの蜜による影響は小さいとしつつも、シャクナゲやレンゲツツジなど毒性の強い種類も存在し、一般の人には見分けが難しいと指摘。「ツツジの蜜を吸うという行為自体、特にお子さんはやめておくにこしたことはない」と呼びかけ、「綺麗なツツジに毒がある」と動画を締めくくりました。

動画のコメント欄には、

小学校の帰り道のご馳走だったな。

・「太めな坊や」だったから
・おやつを禁止されてて
・ツツジの蜜で耐えていた
全情報かわいい

ツツジの花の蜜吸ってたかわいい野食児が、ゴカイを踊り食いする熊おじさんになっちゃうなんて

といった反応が寄せられていました。