“N国”立花孝志がAbemaTVに出演。紅白歌合戦を求めるのは「洗脳」と持論展開

2019年8月1日、AbemaPrimeにNHKから国民を守る党(N国)の「立花孝志」(登録者数21万人)が出演しました。

N国の立花氏が話題に

AbemaPrimeとは、インターネットテレビ局「AbemaTV」が提供するニュース番組で、平日の21時から生放送が配信されています。
取材や中継をすべてスマートフォンで行う斬新なスタイルのほか、各界で活躍する著名人をコメンテーターとして呼ぶことなどが注目されています。

番組が取り上げたのは、先日選挙を終えた参議院議員らについて。
1日に初登院を果たした議員らの姿が報道されると、そのうちの1人であるNHKから国民を守る党の立花氏がスタジオに登場、「NHKを、ぶっ壊す」とカメラに向けてポーズを決めました。

AbemaPrime

政治家としての立花氏に質問

登場した立花氏に対しての、今後の活動や政治哲学についてのの質問を中心に、番組は進行していきました。

コメンテーターとして呼ばれていたひろゆきこと「西村博之」(登録者数8.9万人)から政見放送で「カーセックス」を連呼していたことなどについて質問されると、立花氏は、

あれ(政見放送)全部で18分あったんですけど、やっぱり冒頭の3分は必ずつかみでいかなきゃならない。
だから冒頭の3分はこいつぶっ飛んでるなっていうか、こいつ絶対おかしなこと言うから見ようと。
おもしろいからついつい見ちゃったんだよな、の3分なんです。

(カーセックスという内容についても)練りに練ってます。
不祥事の中でもどれが食いつきいいかなっていうのをこの3年間かけてどれがっていうのを全部、街頭演説でチェックはしてます。

と話しました。
大きな話題となった政見放送でしたが、ただの偶然によるものではなく、念入りに準備された結果だったようです。
(関連記事「「NHKから国民を守る党」、NHKで「NHKをぶっ壊す」と叫ぶ」)

NHKは公共放送の枠を超えている

MCを務めるふかわりょうに「スクランブル放送をやめたら受信料が値上がりするのでは」と聞かれると、立花氏は「それ(値上がり)は起きるでしょうね」とはしたものの、

いまやってる公共放送として関係のない大リーグ中継とかワールドカップサッカー、オリンピックなんていうのが一番お金かかるんですよ。
だから本来あるべき公共放送のやる福祉とか教育とか、こういうストレイトニュースですよね。こういうのって今の(予算の)10分の1あればできるんですよ。(中略)
公共放送以外のところにお金を使いすぎなんです。

と、公共放送の枠を超えた活動に予算を投じるNHKの在り方を疑問視しました。
そのため、NHKがスクランブル放送を受け入れない代わりに、エンターテイメントやバラエティ番組をやめて受信料を値下げするという落としどころも、立花氏としては「あり」と考えているようです。

紅白歌合戦は「洗脳」

またふかわりょうは、紅白歌合戦を例えに「NHKは価値のあるコンテンツを作っている」としましたが、これに対して立花氏は

紅白歌合戦っていうのは、国民が聞きたい歌とか歌手じゃないですか。それこそ国民に聞くべきでしょ。
でも勝手にNHKのチーフプロデューサーとかエグゼクティブプロデューサーが、道玄坂の高い喫茶店で、いっぱい金とお姉さんと。
全然国民に聞かずに、これが国民の聞きたい曲だ、歌手だってやってるわけですよ。
もう、洗脳されちゃってるんですよ。

と主張しました。

会場では賛否両論

終始立花氏を中心に進んだ番組でしたが、コメンテーターをはじめ出演者からは賛否両論の声が。

ジャーナリストの佐々木俊尚氏やMCのふかわりょうは、立花氏の活動方針や政治哲学などについての考えを聞こうと、何度も質問をする様子が見られます。

プロデューサーの若新雄純氏は、立花氏の政治活動は「設定がうまい」とコメント。
NHKという身近な権威を壊せるという期待感に煽られている気がする、とやや批判的な姿勢を見せました。

ひろゆき氏も番組序盤、「番組で共演しなきゃ会えて光栄だなんていわない」と厳しいコメントをしていました。
しかしながら、立花氏のスクランブル放送についての構想を聞いているうちに、天を仰ぎながら「やべぇ、賛成しそうになってしまった」と発言するシーンもありました。

AbemaPrime