VTuberが他のVTuberのファンアートに「いいね」するのはマナー違反? “謎ルール”に波紋 事務所は謝罪→撤回

VTuberが他のVTuberのファンアートにいいねするのはマナー違反なのか?ファンアートをめぐる“謎ルール”が波紋を呼んでいます。

他のVTuberのファンアートに「いいね」したことを謝罪

話題の発端となったのは、28日に、VTuber事務所ステラバースプロダクション所属の「愛耶夢耶からめ」(登録者数8000人)が投稿したポストです。愛耶夢耶は、

以前から他のVtuberさんに関するFAが好きでいいねをしていたのですが、そちらの行為が営業行為になってしまうとの指摘を受けました 不安にさせてしまったVtuber様、そしてリスナー様、本当に大変申し訳ございません!

Vtuberとしての常識が足りていなくて申し訳ありません

営業行為では決してありません

と綴りました。

さらに29日には、事務所が公式Xにて声明を投稿。「タレントの行動が、意図せずとも他の方にご懸念やご不快な思いを抱かせてしまう可能性があったという点において、タレント本人も深く反省しており、私どもスタッフにおきましても監督不行き届き、ならびにSNS上での振る舞いに対する配慮が至らなかった点を深く反省しております」と謝罪しました。

どうやら、他のVTuberのファンアートをいいねすることが売名行為になったり、場合によっては自分のイラストも描いてほしいと捉えられて、マナー違反とされるケースがあるようです。

ところが、この対応には「何でファンアートにタレントがいいね押しただけで騒ぎになるんだ?」「そんなマナー聞いたことない」「何も悪くないのでは?」との声が上がることに。
さらに「運営も揃いも揃って変な屁理屈にまで対応しすぎと思ってしまう…」「“個人の主観”を、あたかも“大衆の解釈”や、“世の常識”として周りに流布してしまうこと、またそういった内容の意見を信じ込んで変に力んでしまうことは、SNS的にも業界的にも良くないことだと思う」「企業がここで謝って大事にしたせいでV界隈が息苦しくなるかもしれない」と、事務所の対応は大袈裟だと指摘する声も上がりました。

「そんなマナー聞いたことない」の声 事務所は当初の声明を撤回

こうした声を受けてか、事務所は翌30日にXを更新。「当初の声明の撤回と再度の声明」として、

ファンアートに「いいね」をする行為が営業行為であるというご指摘をいただいたことに関して、弊社といたしましてはファンアートへの「いいね」が営業行為にあたる認識や考えは断じて無く、素晴らしい作品への敬意と好意を示す、非常に前向きで喜ばしい行為であると強く考えております

と説明。「皆様におかれましても、今後とも素晴らしいと感じた作品に対し、引き続き、ためらうことなく『いいね』を送っていただけますと幸いです」と続け、

当初の声明におきましては、本意ではない内容が伝わってしまうことや今後独り歩きしてしまうことを懸念し明確に撤回させていただくとともに削除させていただきます

と投稿しました。

なお、事務所は不安や懸念を与えてしまったことに謝罪しており、当初の声明は「本意ではない内容」が伝わってしまうことや、今後独り歩きしてしまう可能性があるとして、現在は削除されています。