平本蓮のドーピング疑惑 高須幹弥医師が記者会見の感想を語る 「ちょっと納得できない」

9月3日、高須クリニックの「高須幹弥」(登録者数64万人)がYouTubeチャンネルを更新。ドーピング疑惑がかけられている「平本蓮」(同10万人)が2日におこなった記者会見を受け、自身の見解を語りました。

「モヤモヤするところがいっぱいあって、ちょっと納得できない」

はじめに結論として、「違和感あった」「モヤモヤするところがいっぱいあって、ちょっと納得できない」「もっと詳しく説明してほしかったし、記者の方ももっと突っ込んで質問してほしかった」と語る高須医師。

先月21日に格闘技イベント「RIZIN」(同122万人)の榊原信行CEOが記者会見で、RIZINではタイトルマッチとグランプリの場合は全選手に厳正なる検査をおこなっており、「その検査結果が全てです」と語っていたことに触れ、そこからして「私自身全然納得できないんですよ」と主張します。

そして、当日にどのような項目の検査があるかを把握しておけば「その検査で陰性になるようにサイクルを組んでドーピングするっていうことができるわけですよね」と語ります。そのうえで、「オリンピックでやってるように抜き打ちで検査するとか、必要に応じては血液検査や毛髪検査っていうものを疑わしい人は徹底的にやって、時々陽性者が出るぐらいガッツリと検査しないと全く意味がない」と訴えます。

弁護士2人が同席した記者会見でドーピングを否定した平本ですが、「それを証明するためにはもっとやるべきことっていっぱいあると思うんですよ」と高須医師は語ります。平本は記者会見で、赤沢幸典から「トレーニングの効率を上げられるサプリメント」として勧められて購入したものの、事務所のスタッフの助言で一切使用しなかったと説明。薬を購入したこと自体は認めています。Xで公開された音声データも、話を合わせるために使用した“体”にしたと説明し、自分の声であることを認めました。

高須医師は、平本の説明が事実である場合、赤沢は平本を嵌めようとしていたことになるため「訴えないとダメですよ」と指摘。しかし、訴訟を起こす様子は見られなかったため、「そこまではやってないわけですよね」と不思議そうにします。

また、平本はアイルランドでおこなったトレーニングで右膝靱帯と半月板を負傷。帰国後も一時は歩行困難な状態に陥っていたといい、そのときフィジカルトレーナーから「ドーピング検査に問題がない」と言われて注射を数回打っていたことも会見で明かしています。

高須医師はこれについても「よくわからない」と違和感を示します。フィジカルトレーナーが勧めた注射の薬物についての言及がなかったことから「なんの薬物ですか?」と疑問を口に。考えられる薬を解説したうえで、医師の診察を受けて薬を処方してもらうべきだと指摘しました。

「『毛髪検査でも血液検査でも今すぐやってください、ぜひやってください』って言わないとダメなんですよ」

高須医師は、平本が「RIZINの検査結果を待って、RIZINの指示に従おうと思います」と語っていたことに触れ、「これもね、『何でもしますよ』って言わないとダメです」「『毛髪検査でも血液検査でも今すぐやってください、ぜひやってください』って言わないとダメなんですよ」と苦言を呈します。平本はあらゆる検査を受ける意向を会見で示しているものの、RIZINの指示に従うと発言していることから、高須医師は「RIZINとグルになってて隠そうとしてるんじゃないかっていうふうに勘繰っちゃうんですよ」と、疑念を抱く人も現れると語ります。

ドーピングには、本気でバレないようにしながら行う「ガチドーピング」と、思いがけず処方された薬などから成分が検出されてしまう「うっかりドーピング」の2種類があるという高須医師。「ガチドーピング」の人が検査で引っかかると「うっかりドーピング」だったと釈明することを挙げ、

平本選手の会見とか聞いてると、尿検査の結果が陰性だったらこのまま何もなくてそれで済むよね。万が一陽性だったら「うっかりドーピング」だっていうふうに言えるような余地を残すための今回の会見だったんじゃないかなっていうふうに僕は勘繰ってしまうんですよ

と会見を通して受けた印象を明かします。

最後に高須医師は「平本選手が薬物使ってないってことを僕は祈ってるんですけれど、ただそれは願望であって現実的にはわからないわけです」「少しでも疑念が晴れるように徹底的にこれからは検査してほしいなって思います」とまとめています。

RIZINは5日の午後6時から記者会見を実施すると予告しており、そこでドーピング検査の結果が報告されるとみられます。記者会見はYouTubeライブで配信される予定です。

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