「俺の出身は“地図から消された街”」ジョーブログが出自を語る
4月4日、「ジョーブログ」(登録者数145万人)が「今まで隠していたことをすべて話します。【俺の出身】」を公開しました。
ジョーの出身地は「地図から消された街」
今回の動画でジョーは、自身が朝鮮人の父親と日本人の母親から生まれたハーフで、在日朝鮮人だったと公表しました。ジョーの祖父は朝鮮出身で、第2次世界大戦時に済州島から家族と大阪に渡ってきたそうです。ジョーは自身は在日朝鮮人3世にあたり、18歳のとき、父親が日本に帰化したのにあわせてジョーも日本人となったそうです。
ジョーの出身地は猪飼野(いかいの)という「地図から消された街」だそう。ジョーによると、猪飼野は現在も在日朝鮮人が住む日本最大級の地域であるとともに、差別対象の街だったそうです。
ジョーは父親が若い頃に受けたという差別に言及。「親父は警察が夢やったらしいけど、在日ってだけで公務員にまずなられへん」「若いとき付き合った彼女の親に『在日なんかと付き合うな』って言われてフラれた」など、当時は在日朝鮮人に対し世間の風当たりはかなり強かったとしています。
「ヘイトより感動を追いかけてほしい」
ジョーが高校生の頃、祖父がガンに。最後の見舞いに行ったとき、祖父は「やせ細って喉から管出てて」話せない状態だったそうですが、ジョーに筆談で「やりたいことに向かって頑張れよ」と伝えたのだとか。その3日後に祖父は亡くなったそうですが、この言葉は現在も強く心に残っており「ジョーとして生きていこうって決めた」キッカケだといいます。
日本や世界中を旅したジョーは、差別やいじめに対して次のように訴えます。
どっちが正しいとか、どっちが悪いとかそういうのは置いといてな、生まれながらにして差別される地位とか、いじめられる地位っていうのは俺はおかしいと思う
一点の違いだけで、その人見て違うところあるからとか、国境っていう隔たりがあるからとか、それで人をカテゴライズするのはやめなあかん
世界中の人々は、目や肌、髪の色まで全て異なる自分を優しく受け入れてくれたと体験談を語り、「やっぱ何人とか関係ないねん」と話します。国や宗教を越えて「思った以上にオープンでウェルカム」だった世界の人々を見て、「俺もそういう小さい人間じゃなくて 広く受け止められるような、大きい優しさを持った人間になろうって思えた」のだとか。ジョーは「ヘイトより感動を追いかけてほしい」「誰かの不幸を踏み台にして幸せになろうとすることはもうやめよう」と訴えました。
さらにジョーは、「ネットやメディアとか、集団の意見だけでものごとを判断することはやめてほしい」とも呼びかけます。さまざまな情報が出回る現代だからこそ、「自分の目で見て確かめに行くっていうことが重要になってくる」「自分が思ってた悪ですら、それがほんまに悪なのかっていうのを、今一度考えるきっかけになってほしい」などと視聴者へ呼びかけ、動画を締めくくりました。









