メグウィンがPRしたFXの自動売買システムが事実上の破綻
利用者から疑いの声続出
「MEGWIN(メグウィン)」(登録者数94万人)がPR動画で紹介したFX自動売買システム『Gear System(ギアシステム)』が、11月5〜6日にかけて巨額の損失を出し、事実上破綻したとして波紋を呼んでいます。
怪しい? MEGWINが紹介したFX自動売買システム
2021年2月26日、メグウィンは「初心者が100万円をFX自動売買システムブチ込んでみたぜMAJIDE」を公開。
その内容は、「投資家テツFXライク」(登録者数3080人)のFX自動売買システムにメグウィンが100万円を投資するというもの。
3月10日に投稿した「「2週間経過】初心者が100万円をFX自動売買システムブチ込んでみたぜMAJIDE」では、わずか2週間で19万5036円の利益をあげることができたと報告しました。
3カ月後には44万円の利益を確定させたと報告、投資から撤退したようです。(動画)
(11月10日追記 メグウィンがライブ配信を実施し、今回の件で自身も多額の損失を被ったと説明しました。)
しかし、このFX自動売買システムが「怪しい」とする声がネット上で跡を絶たず、ファンからは「こんなMEGWINは見たくなかった」「堕ちるとこまで堕ちたな」と、“元”人気YouTuberのメグウィンに失望する声が寄せられていました。
(関連記事「メグウィンがFX自動売買をPR。 人気YouTuberの“変貌”にファンから失望の声」)
システムが巨額の損失を出す。利用者は阿鼻叫喚
投資家テツのウェブページでは「毎月安定した副収入を目指そう!ほったらかしで資産構築を!」「24時間いつでもあなたの代わりにトレードしてくれる」と謳われており、YouTubeチャンネルでも運用実績を公開。
自身は、2020年度に1198万円の利益を上げたことを明かしていました。
しかし、11月5日の深夜から6日早朝にかけて、ツイッターやLINEのオープンチャットなどで、ギアシステムが巨額の損失を出し投資の残高がほぼ全てなくなってしまったとする声が続出しました。
元本約1300万。消費者金融にも借りてギアシステムにブチ込んだ。
余力は消費者金融に毎月返済する5万だけになってしまいました。
85万円の損失を出したという利用者は、
もう最悪 ギアシステム 溶かしにきてる(スクリーンショットの画像)
約200万円の損失を出したという利用者は、
高い勉強代になってしまった…
と阿鼻叫喚。
これを受け、投資家テツは6日に「ギアシステム損失を出してしまいました。」を公開。
「破綻してしまったということが事実」と、巨額の損失を出したことを認めつつ、これまでの運用実績から毎月出金をおこなっていた場合はトータルで利益が出ていると主張しました。
なお、投資家テツはシステムに改良を加えながらサービスは継続していくとしています。
証券会社が金融庁から警告受けていた。利用者は「詐欺」と批判
ギアシステムは「Trading Forex」という、セーシェル共和国に拠点を置く証券会社を利用しているらしく、この会社は10月28日に金融庁から「無登録で金融商品取引業を行っている」として警告が出されていました。(参照)
この警告を受け、投資家テツは11月4日の動画で「新しい証券会社のご案内ができる」と、証券会社を変更することを発表していました。
加えて投資家テツは「サポートの体制が遅い」「サーバーが脆弱」といった「ご指摘をたくさんいただいてます」とも報告していました。
金融庁の発表以降、出金申請の増加や出金できないといったトラブルが散見されました。
このような破綻する前の状況があまりに怪しいとして、利用者からは詐欺だとする声が跡を絶たない様子です。
投資家テツは6日の動画で、システムが破綻してしまった理由を「システムロジックの限界」と説明。
「システムバージョンアップで、積極的に取引をして利益を出していく仕様が仇となった」としていました。
しかし、利用者の間では「破綻はシステムロジックの限界なんかではない」「計画的犯行」という批判が続出しています。
というのも、Trading Forexを利用しているその他のFX自動売買システム『ユニバーサルシステムプロ』『マックストレード』も、ギアシステム同様、同じタイミングで破綻してしまったのだとか。
そのため、破綻したのはギアシステムの問題ではなく「計画的な溶かしを狙った取引」だと疑う声が寄せられています。
なお、メグウィンはこの件に関して特に言及していません。
(11月10日追記)
9日夜、メグウィンがライブ配信を実施。事の経緯を説明するととともに自身も多額の損失を被ったことを明らかにしました。









