自身は服用中に3度自殺未遂 美容系YouTuber、ニキビ治療薬の重大な副作用に警鐘
7月9日、女性YouTuberの「ハウスダスト」(登録者数103万人)が、ニキビ治療薬の服用中に3度自殺未遂をしたことを告白。薬の副作用について注意喚起を行いました。
ニキビ治療薬、イソトレチノイン
現在24歳の「ハウスダスト」は、メイクに関するコンテンツを中心に投稿する美容系インフルエンサーです。ハウスダストは、「注意喚起というか、みんなに知ってもらいたいことを、私の実体験をもとにしゃべらせてもらいます」と切り出し、ニキビ治療薬のイソトレチノインについて語り始めました。
ハウスダストによると、イソトレチノインとは、ニキビ治療の“最終手段”と呼ばれている薬だそう。皮脂腺を縮小する効果があり、皮脂の分泌を内側から抑えて、ニキビそのものをできなくするものだと、ハウスダストは説明します。
元々肌が荒れやすく、ニキビができやすい体質だというハウスダストは、昨年5月にニキビが再発したため整形外科に通い始めたのだとか。2度目の受診で医師からイソトレチノインを薦められ、昨年10月まで服用していたそうです。
副作用による重大な精神症状
イソトレチノインの服用を始めて、2週間ほどでニキビはみるみる治っていったとのこと。副作用として、唇や目がかなり乾燥し、皮がむけるといった症状が出たものの、それも1カ月ほどで落ち着いたといいます。
しかしイソトレチノインは、副作用としてうつ病や自傷行為、自殺衝動といった重大な精神症状などを生じさせる可能性がある薬で、日本では認可されていません。厚生労働省のウェブサイトでは、上記の精神症状に加え、妊婦が服用した場合は奇形、流産、死産、早産の起こすことがあるとして、注意喚起がされています。(参考:イソトレチノイン)
ハウスダストは、イソトレチノインの副作用について、薬を飲むのをやめてから知ったとのこと。双極性障害を患っており、その薬も服用しているというハウスダストは、イソトレチノインを飲んでいる期間中、自殺未遂を3度繰り返し、自傷行為もおこなったと告白しました。
整形外科で薬を処方してもらう際、ハウスダストは現在服用している薬の欄に、双極性障害の薬を明記したそうですが、医師からは、特に何の説明もなくイソトレチノインを処方されたとのことです。ハウスダストは、
自殺未遂のことも、自傷行為のことも、この動画を作ろうと思うまでは、絶対に隠そうと思っていたし、まさか動画で言うことになるとは思ってもいなかった。
その副作用について知ったのが最近で、(薬を)飲むのをやめてから半年以上が経ってるんですけど、その薬が流行っているということを小耳にはさんだので、この動画でカミングアウト的な感じで言わせていただきました。
と、動画を撮るに至った経緯を話しました。
双極性障害との兼ね合いもあるので、自殺衝動などのすべての原因がイソトレチノインとは言い切れないとしつつ、ハウスダストは「薬をもらう際は(副作用について)自分で調べるか、(医師に)聞くかして」と視聴者に注意喚起しました。
コメント欄では「動画でちゃんと説明するの勇気いるのにスゴすぎる。マジで尊敬」「ダスちゃんみたいな美容系インフルエンサーのシンボルが発信してくれるのはでかい」など。カミングアウトしたハウスダストを評価する声が多く寄せられています。









