Mrs. GREEN APPLEの新曲MVが炎上 「清々しいほどの人種差別」「全ての瞬間がアウト」

3人組バンド「Mrs. GREEN APPLE(ミセス・グリーン・アップル)」(登録者数345万人)が炎上しています。

Mrs. GREEN APPLEが新曲MVを公開

Mrs. GREEN APPLEは、12日に新曲『コロンブス』を配信リリースしました。同曲は、コカ・コーラの新CM『Coke STUDIO 魔法のはじまり』篇のために書き下ろされたもので、同日YouTubeでMVが公開されました。

MVでは、「もしも生きた時代の異なる偉人たちが一緒に旅をしたら?」という想像の物語が描かれています。3人のメンバーは、コロンブス、ナポレオン、ベートーヴェンに扮して登場。海の上に浮かぶ小島に立つ一軒家に入ると、猿の着ぐるみを着た類人猿たちと出会い、ホームパーティーをするという流れとなっています。

旅の道中では、500万年以上もの時を越えて出くわした類人猿たちとのホームパーティーも。ユーモアに富んだ、ドタバタワチャワチャ劇が繰り広げられる。(ORICON MUSIC

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批判が殺到して炎上状態に

ところがこのMVのコメント欄では、

清々しいほどの人種差別MV MV撮っててこれはおかしいとかまずくないって声は出なかったのか…

レイシストでも流石に躊躇するような表現を無意識にしてしまうのおもろすぎる

先住民を猿の着ぐるみで表して、コロンブスがその「猿」に「文明を学ばせ」たり、侵略者の乗った車を引かせてる描写になんでGOサインが出たんですか……信じられない……

どんな気持ちでこの曲とPV作ったん?何名も大人が関わっててこんなのが出てくることが本当に不思議でならないんだけど

このMVの異常さに気がつかない周りがヤバいな 曲がいいだけにもったいない

最初から最後まで全ての瞬間がアウトで逆にすごい、これはダメだと止められる人間は誰もいなかったのか。

と批判の声が殺到しており、炎上状態となっています。

コロンブスの評価

曲のタイトルにあるコロンブスは新大陸に到達した人物として有名ですが、原住民を虐殺し、奴隷貿易の生みの親となった人物でもあります。また、コロンブスの到達後に続いた西洋人によってもたらされた感染症や奴隷労働によって多くの原住民が犠牲となり、コロンブス到達以前には3000万人いた人口が、17世紀初頭には160万人まで減少したといわれています。

コロンブスは、近年では「先住民の虐殺者」として評価されるようになっており、2020年にブラック・ライブズ・マター(BLM)運動が起きた際には、人種差別の象徴としてアメリカ各地のコロンブス像が破壊されました。(参考:CNN「全米で相次ぐコロンブス像の破壊、先住民虐殺の歴史に矛先」)

Mrs. GREEN APPLEのMVでは、コロンブスが生きたおよそ500年前ではなく、500万年前を旅して類人猿と出会うという設定になっています。しかし登場する3人の偉人はいずれもヨーロッパ人で、MVでは、人力車を類人猿に引かせたり、馬の乗り方を指導するシーンなども登場。コロンブスという曲名もあって、類人猿=未開人をヨーロッパ人が“教化”するという印象を与えることは否定できません。近年のコロンブスの評価との乖離もあって、厳しい評価が殺到する結果となったと考えられます。

コメント欄では、

曲名コロンブスにするんじゃなくてペリーって名前にしたら自虐が効いてて良かったんじゃない?

という声も寄せられています。

(6月13日 14:55追記)
MVが非公開となりました。

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