活動1カ月でYouTube登録者130万人 DJ社長の“盟友”うたう謎の恋愛インフルエンサー
意味不明な投稿が続くコメント欄
「恋愛 とと《公式》YouTube チャンネル」で公開されている動画は現在20本。譲渡が疑われるチャンネルでは、登録者の多さに比べて再生数が極端に少ないことが多いのですが、このチャンネルには100万再生超え動画が6本もあります。
その中で最も再生されているのは、ととの歌手デビュー曲だという「今」というラブソング。再生数は267万回。この曲はApple Musicなどでも配信されています。ちなみに作曲を担当したDJ FUMIYAはととの「弟分」と記載されています。
動画の高評価数は23万と非常に高く評価されており、コメント欄でも「めっちゃ上手いです!歌い方も魅力的」「ととさんの歌声は愛が溢れていますね」と絶賛の嵐。英語での絶賛コメントも目立ちます。
ところがコメント欄をスクロールしていくと、おかしな点が。数人が、同じ内容の文章を数十件も連続投稿しているのです。(画像参照)しかも「ピーピーピー」「クックロビン音頭」といった意味不明な内容も。さらにこうした連投は、この動画に限らずチャンネルのどの動画にも見当たります。

おかしな点はこれに限りません。
8月30日に公開された最新の動画は、現時点の再生数が約10万回ですが、高評価は11万1000件。なんと再生数よりも評価数のほうが多いという異常な事態となっています。同じく8月30日に公開された「はじめしゃちょー」(登録者数1030万人)の動画は、283万再生に対して高評価数が8万。「コムドット」(同359万人)の動画が140万再生に対して高評価数5万で、これと比べても異常さが際立ちます。
インスタグラムのフォロワー数は山﨑賢人より多い
YouTubeチャンネルにはおかしな点が散見されるととですが、最も驚かされるのは、インスタグラムのフォロワー数の多さです。
冒頭にも述べたとおり、ととのインスタグラムはフォロワー数が571万人。これは山﨑賢人、山下智久、佐々木希といった人気芸能人を上回る数です。YouTuberで最もフォロワーが多いコムドット・ゆうた(164万人)の3.5倍です。
しかもととは7月には、フォロワー数を1カ月で100万人近く増やした様子。5月にインスタグラムの個人アカウントを開設して大きな話題になった、TWICEのモモやミナが月間60万人程度の増加だったので、増加のペースも異常です。
そんなととのインスタグラムのフォロワーは外国人アカウントばかり。そのほとんどはフォローが数人~数十人で、フォロワーが数百人というアカウントです。興味深いのは、それらのアカウントでは20件前後の投稿があるのが共通しているところです。なぜか同じ写真を投稿しているアカウントも目立ちます。

SNSマーケティングを手掛ける
そんな「とと」とは一体何者なのでしょうか。
SNSのプロフィールをたどった情報では、ととは京都に拠点を置くSNSマーケティング会社の代表を務めているようです。会社のウェブサイトには、YouTube内での検索上位表示や、インスタグラムのフォロワー増加などがサービス内容として掲載されており、ととのプロフィールは
SNS関連の会社 同業界国内シェア おおよそ80%
VSEO日本一 心絵京都代表
その他合計7社ほど 様々な商売をしてきての今です(自己紹介ページ)
となっています。さらに調査を進めたところ、この会社と関連していると思われる会社にはSNSの登録者数やフォロワー数を「買える」とうたったサービスを提供している会社もありました。
ととがどのような方法で登録者数を増やしたのかは不明ですが、こうした会社の運営を通じて培ったテクニックを活用しているのは想像にかたくありません。
“盟友”とされているDJ社長は、先日ビジネスリアリティ番組「令和の虎」(同61万人)に出演し、1500万円の投資を受けてフォロワー数増加を目的としたプレゼントキャンペーンを開始しました。フォロワー数を増やすのは、彼らにとってはお手の物なのかもしれません。









