溝口勇児のAIスクールに「偽のカウントダウンタイマー」 消費者庁の注意喚起手法に該当

連続起業家・「溝口勇児」(登録者数62万人)が手がけるAIスクールのランディングページに、消費者庁のウェブサイトで「ダークパターン」の1つとして注意喚起されている「カウントダウンタイマー」が設置されていることがわかりました。

イケハヤの指摘

問題を指摘したのは、元ブロガーで、最近ではAIを活用したアニメ制作などを手掛けている「イケハヤ」(同2万人)です。

イケハヤは6月4日、溝口が関わるAIスクールのランディングページを取り上げ、「溝口さんとこのAIスクール、また偽のカウントダウンタイマーを導入してませんかこれ」と投稿しました。

「また」としたのには理由があります。イケハヤによれば、同様のタイマーは以前にも溝口側のAI動画スクールで使われていたものの、指摘を受けて現在は削除されていたといいます。そのうえで、今回別のスクールのページで再び同種のタイマーを見つけたという経緯です。

イケハヤは、「自動更新される偽のカウントダウンタイマー」が消費者庁の注意喚起の対象となっているマーケティング手法であると説明し、「消費者庁がわざわざ注意喚起している時点で、実務的には、マーケティングに採用すべきものではないでしょう」とコメントしています。

実際にコードを確かめてみると

指摘を受けて、問題のページの中身を実際に確認してみました。

対象となっているのは、オンラインAIスクール「AI+」のランディングページです。ページ最上部には「先行キャンペーン 終了まで残り」の文言とともに、日・時間・分・秒を刻むカウントダウンタイマーが表示されています。一見すると、特定の締め切りに向けて残り時間が減っていく通常のキャンペーン告知に見えます。

ところが、ページを動かしているスクリプトを確認すると、このタイマーの終了日時は固定された特定の日付ではなく、閲覧者がアクセスした瞬間の日付をもとに毎回その場で計算される仕組みになっていました。

具体的には、アクセスした日が毎月15日以前であれば締め切りは「当月15日」、16日以降であれば「当月末日」に自動的に設定されます。(実際のスクリプト

つまり、6月上旬に訪れた人には「6月15日まで」、6月後半に訪れた人には「6月30日まで」、7月に入れば「7月15日まで」と、いつ誰がアクセスしても常に「残り数日から2週間程度」の締め切りが表示され続けます。

締め切りが過ぎても実際にキャンペーンが終了することはなく、半月ごとに自動的に次の期限が設定される構造です。「先行キャンペーン」という表現とは裏腹に、実態としては終わりのない常設のセールに近いものといえます。イケハヤの指摘は、コードのうえでも裏づけられる内容でした。

AI+

 

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