フリーBGMで著作権申立受けたトミック、訴訟難航で視聴者に協力呼びかけ

7月14日、「トミック」(登録者数172万人)が「詐欺団体と裁判する為にみなさんに協力してほしいことがあります」と題する動画を公開しました。

一時動画削除されたものの復活

トミックは6月24日、自身がよく使用しているフリーBGM「金平糖の踊り」(チャイコフスキー作曲)がYouTubeのコンテンツIDに登録され、複数回注意を受けていたことを明らかにしていました。更に6月28日の動画では、異議申し立てが通らず再審査請求をしたところ、動画がYouTubeによって削除され、「前代未聞過ぎて本当にびっくりしている」などとコメント。そしてYouTubeを訴える準備をしていることも明らかにしていました。

(関連記事「フリーBGMで著作権侵害の申立を受けたトミック、動画削除され怒りあらわ」)

今回の動画では、一連の事件に関して「進展があった」とし、著作権を主張している「SME」と言う会社に直接連絡を取ったところ、なんと動画が復活したことを報告。ところが相手からの連絡は一切なく、トミックは「動画を復活させたからいいでしょ?って思ってるでしょ」「(こっちは)いろいろ被害被ってるわけですよ、向こうは何もなし?」「それおかしくない?」と納得していない様子。

トミックは裁判を決意したらしく、相手のことを調べたところ、確定ではないものの「アメリカのソニーの会社」だったとのこと。アメリカで裁判を起こす必要があるようですが、事態は複雑で、まずアメリカは州ごとに法律が違っており、裁判を起こす州の法律に詳しい弁護士を探す必要があるのだとか。また、相手側も詳しい弁護士をつけた場合、裁判に勝てる見込みがないとアドバイスされたようです。さらに裁判を起こすに当たって必要な相手の情報をYouTube側が教えてくれないらしく、裁判を起こせないということで現在行き詰まっているそうです。

そこで、弁護士YouTuberと対談してこの問題をエンタメとして終わらせることを提案されたようですが、「それってなんも問題解決になってなくね?」といい、相手にペナルティがなければ今後も被害者が増えていくことを危惧している様子。

YouTube動画

「今後も使い続ける」

トミックは今後の対応として、これからも動画内で「金平糖の踊り」を使い続け、コンテンツIDにわざと引っかかって異議申し立てをすることで相手の情報を法的に引き出す考えであることを明らかにしています。そして、動画の制作者に向けて、「金平糖の踊り」を動画で利用してコンテンツIDに引っかかる動画を増やすことでこの問題に注目が集まるようにしたいと協力を呼びかけています。その後、

ぶっちゃけYouTube側がSMEに対してなにかしらのペナルティを与えれば俺ここまでする必要ない

と率直な思いも述べています。さらに、この問題になぜここまでこだわるかについて

おれはやっぱり今後ね、YouTubeを使っていきたいし、YouTubeを好きで始めてるんで、やっぱり長く使っていきたい

とYouTubeへの思いを訴えています。

コメント欄には

ある程度知名度のある人がこういうことやってくれると大きい問題なんだなって認識してくれる人が増えるから有難いよね。動画は作ってないから手助け出来ないけど頑張ってください

トミックさんの事最近知りましたけど、トミックさんの主張はごもっともだと思うので応援してます!

とトミックを応援するコメントが多く寄せられています。