ヒカキン、ONICHA炎上を受け釈明動画を公開 「麦茶は退屈」との表現を謝罪 国産大麦の導入も表明、低評価デマには法的措置へ
4月10日、「ヒカキン」(登録者数1960万人)が「ONICHAの動画について」と題した動画を公開し、4月5日の新商品発表動画に寄せられた批判に対して釈明しました。動画では4つの論点について語り、謝罪と今後の対応を明らかにしています。
発表動画が物議を醸していた
ヒカキンは4月5日、自身がプロデュースする麦茶ブランド「ONICHA(おにちゃ)」の発売を発表しました。4月21日から全国のセブン-イレブンで販売される同商品は、BEE株式会社が販売元となるペットボトル麦茶で、初回製造本数は700万本以上。しかし発表動画の中で麦茶を「地味」「退屈な飲み物」と表現したことや、「日本の麦茶変えるぞ」と掲げながら原材料に外国産の大麦を使用していたことが明らかになり、ネット上で大きな批判を集めていました。
海の生配信は「空回りだった」
釈明動画でヒカキンがまず言及したのは、ONICHA発表前に行われた海の生配信についてです。3月28日から1週間以上にわたって配信された暗い海面の映像は、視聴者の間で「乗っ取りでは」「体調を崩したのでは」と心配の声が上がる事態となっていました。
ヒカキンはこの配信の意図について「また ヒカキンがなんか変なことやってるぞ、なんていう風に楽しんでいただけると思って始めた」と説明。しかし結果的に心配をかけてしまったことを謝罪しました。その上で、過剰な演出に至った背景として「今回のONICHAが自分にとっては本当に思いが強い商品だった」と語り、1年以上にわたる準備期間の中で味の試作を何十回も重ね、工場にも足を運んだことを明かしています。
「みそきんみたいなラーメンとかすごいポップな炭酸ジュースに比べると、麦茶は少し盛り上げるのが難しいんじゃないかと思って、絶対にワクワクしてもらえるような動画を作らなきゃいけないと、完全に張り切りすぎて空回りしてしまいました」と振り返りました。
麦茶を「退屈」と呼んだ真意
続いて触れたのは、発表動画内での麦茶に関する表現についてです。動画の中で麦茶を「地味」「退屈」と表現したことに対し多くの批判が寄せられており、ヒカキンは「皆さんからのコメントを見て良くない表現だったなと反省しています」と述べました。
そして本来伝えたかった思いとして、昨年父親になったことで気づいたエピソードを語っています。「僕の娘のミニキンがジュースと麦茶を並べると、どうしてもジュースを取ってしまう」という日常の場面から、「美味しそうな果汁ジュースとかポップな炭酸ジュースとかに並んで麦茶があっても、子どもにも手に取ってもらえるようなワクワクする麦茶があってもいいんじゃないか」という発想に至ったと説明しました。
また「実際今売られている落ち着いたデザインの麦茶はリスペクトしていますし、それが悪いとは全く思いません」とも述べ、既存の麦茶を貶める意図はなかったことを強調。「むしろ逆で、ジュースと同じくらいワクワクして子供たちが選びたくなるような主役になれるような麦茶が作りたかった」と真意を語りました。
国産大麦は早ければ10月に導入
3つ目の論点として取り上げたのは、原材料に外国産大麦を使用している件です。「日本の麦茶変えるぞ」というスローガンに対して国産大麦が含まれていないことへの批判が相次いでいました。
ヒカキンによれば、当初から国産大麦の使用を模索していたものの、年間を通しての安定供給が難しいという理由で断念していたといいます。さらに、みそきん発売時に売り切れが発生して購入できない人が続出した経験から、「今回のONICHAはより多くの方に安定してお届けしたい」という思いで、供給が安定している外国産大麦を選択したと経緯を説明しました。
しかし今回の反響を受けて「国産への信頼や国産への重要性を僕が理解しきれていなかったということに気づき、動画を公開してすぐに製造チームになんとか国産を入れられないんですかとすぐに連絡しました」と明かし、製造チームからは「なんとかいけるかもしれない」という返事を受けたとのこと。何百万本という規模のためすぐには対応できないものの、「本当に早くて今年の10月には国産大麦を入れられるんではないかと聞いております」と、国産大麦導入の見通しを示しました。
低評価デマには開示請求
最後に言及したのは、動画の低評価数に関する悪質なデマについてです。SNS上で「ONICHAの動画が低評価だらけ」という趣旨の投稿が拡散されていたことに対し、ヒカキンは「実はあれはかなり悪質なデマ」と断言。「実際ONICHA発表の動画は90%以上の高評価をいただいていて、低評価は1割未満でした」と実態を明らかにしました。
そして「ブランドとして大きな風評被害を受けており、すでに全て証拠を抑え、開示の手続きを始めています」と、法的措置に着手していることを公表しました。
あわせて、騒動に便乗した誹謗中傷や家族への攻撃的な言葉がコメント欄やSNSで届いていることにも触れ、「僕は本当に長い経験もあり、そういったものまで受け止められるっていう部分もあるから大丈夫ではあるんですが、これが僕ではない他のインフルエンサーさんとかタレントさん、か弱い子とか若い子だったらと思うとちょっと耐えられないんじゃないかなと思い、本当に怖いなと感じました」と懸念を示しました。
釈明後は反響を紹介、NOPEとの“対決”も
動画の後半では、ONICHA発表後の反響をヒカキン自身が紹介する場面もありました。ONICHA公式Xのフォロワーが数日で11万人を超えたことや、Xでのインプレッションが10億に達する勢いであることを報告。さらに、ほぼ同時期に発売されたサントリーの炭酸飲料「ギルティ炭酸 NOPE」との対比がSNSで話題になっていることを取り上げ、実際に両方を飲み比べる一幕も。NOPEを飲んだ後にONICHAを飲み「これはNOPEを飲んだ後に飲むと、倍美味いです」「セットで買ってください」と笑顔で語る場面もありました。
動画の最後にヒカキンは「今のままのONICHAで終わらせるつもりはなく、皆さんと一緒にさらにいいものに育てていけたらなと思っております」と、今後も商品を改良していく意思を表明しています。









