炎天下の車内にモバイルバッテリーを放置したら炎が… 科学系YouTuberが消防局の協力のもと検証

7月12日、科学系YouTuberの「GENKI LABO」(登録者数102万人)がチャンネルを更新。「モバイルバッテリー車内に放置したら消防車来ました・・・・」と題した動画を公開しました。

科学系YouTuber、モバイルバッテリーの車内発火を実験

GENKI LABOの市岡元気は「米村でんじろう」(同26万人)のプロダクションでスタッフを務めたのち、数々のサイエンスライブやオンラインでも実験教室を開催してきたサイエンスアクターです。

今回は「NITE(製品評価技術基盤機構)」(同4万人)と新潟市消防局の協力のもと、モバイルバッテリーを炎天下の車内に放置すると何が起こるのか、実際の車を使って検証していきます。NITEは、工業製品の安全性に関する啓発活動などをおこなう経済産業省所管の独立行政法人です。NITEによると、モバイルバッテリーやパソコンなどの電化製品を高温の車内に放置すると、リチウムイオン電池の化学反応によって発火する可能性があるといい、今年5月にも、こうした発火が原因とみられる車両火災が報告されているそうです。リチウム電池の最高許容温度は45℃ほどであり、曇りの日でも油断は禁物なのだとか。

実験に使うのはNITEが用意した本物の自動車で、ガソリンも抜かれていません。「僕がいつも使っている消火器じゃ、車燃えたら消しきれない」という元気は、新潟市消防局に協力を仰ぎ、消防車を手配してもらいました。実験は消防局の敷地内でおこないます。消防士によると、車両火災を発見したときは無理に消そうとせず「まずは身の安全を確保し、そしてすぐに119番通報する」ことが大切なのだそうです。

炎が噴き出し、ダッシュボードが黒焦げに

GENKIは炎天下のなか、車のダッシュボードにモバイルバッテリーを放置し、車内に設置したカメラで様子を見守ります。待つこと数時間、車の室温は上がり続けてバッテリーが徐々に膨らんでいきます。

車内のカメラが故障しまうハプニングもありましたが、別のカメラに切り替えて観察を続けます。その後もバッテリーは蓋が外れるほどに膨らみ続け、白い煙が上がったかと思うと発火しました。薄くて小さなバッテリーの蓋が開き、中から勢いよく炎が噴き出します。

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消防隊がすかさず消火作業にあたり、車の火は鎮火されました。今回は消防車が待機する中での実験であったためダッシュボードが黒焦げになる程度で済みました。元気は、実際の事故の場合には「ガソリンに引火して爆発など命の危険もあります」といい、「コンセント刺さないで電気が使えるものはすべて気を付けた方がいい」と視聴者に注意喚起をしました。

この動画のコメント欄では、

モバイルバッテリーが膨らんでいる状態の時帰ってきた場合の対処方が気になる

この動画めちゃくちゃ拡散した方がいいと思う、もちろん暑い車内に放置するなんて人はそうそういないだろうけどゼロではないのでね
事故を防ぐための啓発動画としてたくさんの人に見て頂きたい

これマジ誰でもやらかしそうだしこの動画で知れてよかったわ

といった反応が寄せられています。