がん公表の歌い手YouTuber、詐病疑う声に憤り「本当に悲しく悔しい」

6月22日、歌い手グループ「めろんぱーかー」(登録者数22万人)のリーダー「なろ屋」(同76万人)がXを更新しました。なろ屋は数日前にがんを公表しましたが、一部からは詐病を疑う声が寄せられたとのこと。そうしたコメントに対する声明を発表しました。

がん公表の歌い手YouTuber

6月17日、なろ屋はめろんぱーかーチャンネルで公開された動画の中で、がん手術を受けたことを公表しました。

がんが発覚したときは歌い手の活動を止めることも考えたというなろ屋ですが、自身のがんや病気について発信している人たちに勇気づけられたことを振り返り、これからも無理のない範囲で活動を続けることにしたそうです。

Xにも手書きのメッセージを投稿しており、YouTubeやXでは

伝えてくれてありがとうございます。無理しない範囲でこれからも頑張ってください

なろくんおかえりなさい!そんなことがあったんですね、これからも無理のない範囲でメンバーみんなで活動してください!

といった温かいコメントが寄せられました。

22日のポストでなろ屋は、「たくさんの心配や応援、中には同じように苦しむ方からの声をいただき、勇気を出して公表し、活動を続けてよかったと思えています」と伝えています。

詐病を疑う声に憤り「本当に悔しく悲しい」

しかし、「ごく一部ではありますが、公表したがんが嘘だと疑う発言を目にしました」とのこと。今まで活動の中で理不尽な批判が寄せられても「大抵のことはスルーしてきた」というなろ屋ですが、

僕だけではなく、今後どうなるか分からない病気を公表してもまだ僕を応援してくれる方や、同じような病気で苦しむ方のためにも、今回ばかりは簡単には許せません

と強い憤りを示しています。

少しでも誰かの勇気になればと公表を決意した結果、がん自体を疑われてしまうということは、正直本当に悔しく悲しいです

とも述べていました。

がんの事実は「可能な範囲で証明していく」と話し、「憶測や誹謗中傷が過激な場合は、法的措置も検討していきます」と釘を刺しました。

最後には「いま一度自分の胸に手を当てて、自分の発言で深く誰かを傷つけていないかを考えてみてほしいです」とユーザーに呼び掛けて声明を締めくくりました。

憶測に回答 他のメンバーを批判する意見も

なろ屋は別のポストで、いくつかの憶測とそれに対する自分の回答を掲載しています。

・がんが1回の手術で治るなんてあり得ない。必ず抗がん剤治療をするはずだ。

→そんなことはありません。今後抗がん剤治療をする可能性は大いにありますが、術後の検査で転移が見られなかった場合は定期検査で様子を見ます。もちろんがんの種類や患者さんの状態にもよると思います。

・がんに風邪の症状が出るのはおかしい。
→報告動画をよく聞いてほしいのですが、実際に風邪の症状が出ていたわけではなく、軽い症状がきっかけだったということを”風邪くらい”という言葉で例えています。実際の症状を言わないのは、何のがんか分かってしまうためです。

憶測の中には、「kamomeのトレスのポストをした時期と被っている」「もしがんが本当なら、手術後の人間を振り回すなんてkamomeは非常識だ」と、kamomeに飛び火する批判意見もあったといいます。

kamomme」(同5万人)も同じく「めろんぱーかー」のメンバー。なろ屋は6月8日、ファンアートのトレース問題に関する声明をポストしており、

トレスの件について、かもめんと2人で話しました。結論からいうと他人の作品のトレスをしてめろんぱーかーのファンアートとして投稿すること、イラスト企画に参加することは基本的にNGです。

という結論を出していました。

報告動画でも述べられていますが、術後の検査結果が出るまでがんの確信が持てなかったなろ屋は、メンバーには「体調不良」とだけしか伝えていませんでした。6月8日時点では、kamomeもなろ屋のがん治療については知らなかったそうです。

なろ屋は、「トレスの件はグループのリーダーとして、優先するべきことだと思い、ポストや状況を見たうえで自分からかもめんにお話をした」と主張。LINEのやり取りの画面を添付してkamomeを擁護しました。

kamomeはこのポストに対して、

改めて、あの時はお騒がせして、本当に申し訳ございませんでした。

なろぴも知らなかったとはいえ
大変な中迷惑かけて本当にごめんね。改めてありがとう。

とリプライを返しています。