AI作成の偽ニュースにAIが画像をつけ、AIが朗読するYouTube動画が登場「展開がぶっ飛びすぎ」

このところ、音声合成AI「おしゃべりひろゆきメーカー」や画像生成AI「Midjourney(ミッドジャーニー)」など、AIを活用した創作がブームとなっています。そんな中、AIが作ったニュースに、AIが作った画像とナレーションを組み合わせたYouTube動画が登場しました。

AIが作った偽ニュース

AI合成音声やイラストを駆使した動画を投稿している「minerva scientia」(登録者数11万人)は、「AIが作った偽ニュースにAIが偽写真を付けてAIが朗読する動画」を公開。この動画は、「Stable Diffusion」「AIのべりすと」「voicevox」と3つのAIソフトを用いて作成されています。

Stable Diffusionは、テキストから画像を生成するオープンソースのAI。AIのべりすとは、入力した単語に沿った小説をAIが生成するというサービスです。voicevoxはAIを活用したテキスト読み上げソフトで、この動画ではナレーターを担当しています。

YouTube動画

偽ニュースの内容は

AIが生成したニュースの内容とは一体どのようなものでしょうか。まず最初のニュースは、

今朝、国会議事堂前で群馬原理主義を唱える市民が約2500人が集まり、国会を包囲しました。これに対して、政府は武力鎮圧はおこなわないと表明し、対話による解決を試みていますが、今のところ市民の不満を抑えることに成功しているようです。

と謎の「群馬原理主義」団体がデモを起こしたというもの。ニュースらしい丁寧な文体で、内容を考えないで聞くと本物だと信じてしまうほどです。「続いてのニュース」では

空飛ぶ豚の目撃情報が相次いでいます。この豚には角があり、空を飛ぶことができるとされています。現在警察では捜査を進めており、発見次第射殺するとのことです。東京都新宿歌舞伎町で大規模な豚の解体がおこなわれ、大量な肉が持ち去られた事件も発生しており、一連の豚騒ぎとの関連を調べています。

と「空飛ぶ豚騒ぎ」について報道。この報道の映像には、AIが生成した角の生えた豚の画像が使われており、実際に存在するかのような現実味を帯びています。

トマトと犬の配合

最後に「トピックス」として、「トマトと犬の配合」を成功させた農家の出現を報道。トマトについて

犬の遺伝子を組み込んだことにより、従来のものより数倍美味しいトマトが完成したとのことです。また、味だけではなく運動能力についても人間並みかそれ以上に高いとのことです。さらに犬の嗅覚も取り入れて、害虫の発見にも役立てる予定だそうです。

と倫理観が全く感じられない取り上げ方をしました。ところが最後には

警察では、この農家の人を指名手配して行方を追っているとのことです。現場からは大量の血痕が発見されており、警察は殺人事件として捜査しているとのことです。

と謎の殺人事件への急展開を見せています。

コメント欄では、

何をどうやっても警察沙汰になるの好き

グンマ併合はやっぱり駄目だったんだな

犬とトマト混ぜるとかAI発想が独特すぎるんよなぁ しかも新種の犬扱いでなくて新種のトマトなんかいw

展開がぶっ飛びすぎてて逆に笑ってしまった

など、驚きの声が寄せられています。