ヒカル、「立川さぎ志」で落語家デビューを志願 立川志らくが「デビューさせましょう」と応じる
5月12日、「ヒカル」(登録者数478万人)が「立川志らく」に対し落語家としての活動を志願し、志らくがX上で「ヒカルさんが立川さぎ志として落語をやりたいとのこと! デビューさせましょう!」と前向きに応じました。前日にヒカル宅でのコラボ動画が公開されたばかりの急展開となります。
「タモリ面白くない」発言をめぐる論争が交流の発端
ヒカルが志らくと交流を持つきっかけとなったのは、4月20日に公開されたカジサックを招いたコラボ動画でした。同動画でヒカルがタモリについて「全く面白くない」と述べ、同席したカジサックも同調する形となったことから大規模な騒動に発展しました。
5月2日、志らくがX上で「面白くないと思うのは個人の自由」としつつも、「面白くないんじゃないの?と発言する事は見識不足の露呈で恥をかくことになる」と苦言を投稿すると、ヒカルが「動画をちゃんと見ずに、僕のこともさほど知らずに発言する事は見識不足なんじゃないでしょうか?」と反論。志らくが「タモリさんを尊敬しているのでつい感情的になって申し訳ない」と謝罪し、その後X上でやり取りを重ね、コラボ実現に至りました。
ヒカル宅でのコラボと志らく独演会への参加
5月11日、ヒカルは自身のチャンネルで「タモリ論争にブチギレた落語家の立川志らくが家にきました」と題する対談動画を公開しました。志らくがゴールデンウィーク中にヒカル宅を訪問し、長時間にわたって芸能界とネット界の断絶、世代を超えた共演の少なさ、落語界の現状などについて議論を交わしています。
動画の中で志らくは「老害になることが一番嫌」と語り、トップYouTuberとも躊躇せずコラボする姿勢の理由を説明。ヒカルからは「タレントさんが共演してくださると僕たちのファンは無条件で好きになるんですよ」「テレビの人たちが拒絶してくるからファンも拒絶する」など、ネット界とテレビ界の橋渡しを望む本音が語られました。
さらに、収録の3日後には志らくの独演会にヒカルが招かれ、人生で初めて生の落語を観賞。志らくの十八番である「死神」を聞いて圧倒された様子で、「言葉だけなのに情景が浮かんだ」「30分間素人の僕が話についていけた」と志らく本人へつたえましt。雑談から自然に演目へ入る構成や、現代的なアレンジを織り交ぜる手法にも驚いたと語りました。
同日には志らくのYouTubeチャンネル「志らくYouTube落語大学」でも、ゲスト講師としてヒカルが出演する対談動画が公開されました。
同チャンネルは志らくが古典落語と現代の事象をリンクさせて講義する発信をしており、今回の動画では落語をいかにネット世代へ届けるかが両者の主なテーマとなっています。ヒカルからは、落語家こそ話術に長けているはずだからネット上のレスバトル(論争)に参入していくべきだ、感情を乗せて世の中をぶった切る発信のほうがYouTubeでは伸びる、といったアドバイスが寄せられ、志らくも「身近に立川談志という人がいたのに気がついてなかった」と振り返りつつ、若き日の自身のスタイルを思い出した様子を見せました。ちなみに、動画にはカメラマンの鼻息の音が気になるというコメントが寄せられ、BGMをつけ再び投稿されています。
5月12日朝のツイキャスで「落語家になりたい」と表明
翌5月12日朝、ヒカルは毎朝定期配信中のツイキャスのなかで、自身が落語家としての活動を真剣に検討していることを視聴者へ明かしました。志らくの落語を体験して大きな衝撃を受けたことを動機に挙げ、自分なりの「死神」を知り合いに披露した際には強い手応えを感じたと説明。漫談と落語、ブラックジョークを組み合わせた1人イベントとして取り組みたいとの構想を話しました。
一方、正式に落語家になるためには前座修行などの長期間の下積みが必要であり、YouTuber業との両立が難しいことから、まずは「現代落語」「落語解説」といった独自の枠組みで取り組めないか、志らくに相談したい意向も語られていました。
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