“ファスト映画”投稿のYouTuberが逮捕される 「ファストシネマ」か
2月15日、“ファスト映画”と呼ばれる動画をYouTubeに投稿していたとして、宮城県警が著作権法違反の疑いで48歳のYouTuberを逮捕しました。(参考:JIJI.COM)
“ファスト映画”YouTuberが逮捕される
“ファスト映画”とは、映画を10分程度に編集し、字幕やナレーションでの解説を加えた動画で2020年頃からYouTube上で流行。昨年6月には札幌市の男女3名が著作権法違法で逮捕され、11月に有罪判決が出ています。
今回逮捕されたYouTuberは、昨年の1月31日~7月1日ごろ、無許可で『パラサイト 半地下の家族』など、映画3作品の映像を編集しナレーションを加えた“ファスト映画”を複数投稿していたとのこと。
容疑に対しては「引用の範囲なので違法ではないと思っていた」と主張していると報じられています。
チャンネル名については報じられていませんが、逮捕が近いと考えられていたYouTuberに「みんなの行政地図」(登録者数2.7万人)がいます。「みんなの行政地図」は以前「ファストシネマ」という名前で活動していた“ファスト映画”投稿者です。(2月16日追記 逮捕されたのはファストシネマでした)
ファストシネマは2021年1月31日に、「韓国貧困層のありえないトイレ事情…映画『パラサイト 半地下の家族』」と題する動画を投稿していたほか、2021年6月、ファスト映画で逮捕者が出たことが報じられた後も「合法」を主張して『アイズ ワイド シャット』『ソーシャル・ネットワーク』などのファスト映画を投稿。その後は方針を転換して動画を全削除し、チャンネル名も変更しています。
ガサ入れを受けていた「ファストシネマ」
みんなの行政地区は、昨年12月には「ガサ入れが入りました!」で、12月2日の朝に警察官6人により家宅捜索を受けたと報告していました。
当時ユーチュラの取材に対し、みんなの行政地区は、動画の広告収入の一部は自身が受け取っていたことを認めた上で、ゲームや漫画業界のように二次創作によって業界が盛り上がることを思い描いていたとコメント。今後は映画会社自らが「公式のファスト映画」を作り、その結果として「素晴らしい2時間の長編映画が誕生することを願っています」との回答を寄せていました。









