PC販売代金の持ち逃げ図ったか 死んだはずのVTuberの生存が確認される

親族から死亡が報告されていたはずのVTuberが、有志による調査の結果、実は生きていたことが発覚するという珍事が発生しました。

入院費用のため私物を販売

生存が確認されたのは、YouTube等での配信活動に加え、ネット上での18禁ボイスコンテンツの販売などをおこなっている女性VTuberの「バーチャル淫魔お姉さんアネネ」。

アネネは先月24日、自身の母親が間質性肺炎で緊急搬送されたとするツイートを投稿。
その翌日には、肺炎を患っているのは母親ではなく自分自身であるという内容のツイートを投稿し、高額な入院費用を賄うため、ファンに向けて私物のPCなどを販売すると告知していました。

販売が告知されていたのは、DELL製のデスクトップパソコン2台(それぞれ3万円)や別のデスクトップパソコン(6万円)、VRヘッドマウントディスプレイ(5万5000円)。
他にも創作物の総合マーケット「BOOTH」にて販売されているボイスコンテンツ(750円~5,500円)の宣伝もおこなっていたほか、自身との「会話権」(5,000円)の販売なども検討していたことが、ツイッターの投稿などから確認されています。

病気の話を聞いたファンからは「おだいじに・・・・」「元気になってまた遊びましょう…!」といった励ましの声が相次いだだけでなく、少しでも力になりたいファンから私物の購入申し込みが相次いだようで、アネネは「パソコン想像以上に売れていく…」などともツイートしていました。

この一連の投稿から2週間が経過した今月10日、アネネの母親を名乗る人物がツイッターを更新し、アネネが自宅のベッドにて息を引き取ったことを報告していました。

張り込みの末、生存が確認される

突然の訃報に困惑と悲しみの声が相次ぐ一方で、事前に販売していたパソコンなどの商品が発送されないままにアネネのツイッターのアカウントが削除されたとして、商品を購入したユーザーからは代金持ち逃げを批判する声も。
法的手続きに言及するツイートも散見される中、遺族への配慮が足りないとしてこれを諫める声が上がるなど、アネネの死亡報告をめぐってファンの間では混乱の日々が続いていました。

それから1週間が経過した今月18日、Vtuberの「狼ソロ」(登録者数1800人)がツイッターを更新し、「Vtuberアネネ生存確認しました」と衝撃の報告をおこなったことで事態は急変。
21日にアネネのツイッターアカウントが復旧し、またこれに合わせて狼ソロに促される形でアネネが謝罪する「謝罪動画」が公開されたことで、アネネの生存が明らかとなりました。


生存が明らかになった経緯についてVtuberの「鳴神裁」(同11万人)は、23日に投稿した動画の中で、代金持ち逃げの被害に遭っていた人物らがアネネの住居周辺を3日間張り込んで生存を確認していたことを明らかにしています。

今後も活動続ける方針

21日に投稿された謝罪動画の中では、事前に用意した謝罪文を読み上げながら、ファンや関係者への謝罪を意を述べたアネネ。
パソコンの販売で受け取った代金については、すべて返金対応する旨を発表しており、この対応には動画に出演した狼ソロも協力することを表明しています。

またアネネは「これからは辞める責任ではなく、続けていく責任を取りたいと思います」「こんな私ですが、心を入れ替えて、誠心誠意真心を込めて、活動を続けていく所存です」として、今後も活動を続けるつもりであるとも話しています。

とはいえコメント欄では、

普通に詐欺案件だよねこれ。こんなことしでかしてまだ活動続けるつもりとか正気?

ここまでの事をやって許されると思っている演者、それを許そうとしているファン。
全てが理解できなくて本当に気持ちが悪い。

と、嘘の死亡報告に振り回された視聴者から呆れる声も上がっており、今後の活動継続には課題が残りそうです。