全く同じ動画でもサムネイルが違えば再生数は変わるのか? YouTuberが検証

内容が全く同じ動画でもサムネイルが違うと再生数が変わるのか検証したYouTuberの動画が話題になっています。

サムネイル画像を変えると同じ動画でも再生数にどれほど差がでるのか?

動画を投稿したのは「Kわとそん」(登録者数6130人)。ニコニコ動画でボカロ曲を投稿しているほか、Xでイラストを投稿しているクリエイターです。

Kわとそんは7月24日に公開した動画で、「皆さんはサムネに惹かれて曲を再生した経験はありますか?」と問いかけます。「この時代、曲の中身だけでなく動画やイラストも重要な要素です」と強調し、同じ曲でもサムネイルが違うと再生数や評価がどれくらい変わるのかを検証すると説明します。

続いて検証に使用する曲を作るKわとそん。尖った曲の場合、検証データが偏っる可能性があるとして、初音ミクを使って「王道でキャッチーなボカロ曲」を作りました。

その後、「本気バージョン」と「手抜きバージョン」の2つのサムネイルを制作します。本気バージョンは約120時間かけて描き、曲名のロゴもおしゃれなものにした一方で、手抜き動画のサムネイルはわずか10秒で完成。曲名も、ありきたりなフォントをそのまま使いました。

次は実際にYouTubeへと投稿します。Kわとそんは検証のために、チャンネル名とアイコンが全く同じであるYouTubeチャンネルを2つ用意。動画のタイトルや概要欄も揃え、SNSなどでの告知も一切行わないという徹底ぶりです。

YouTube

再生回数やインプレッション数、平均視聴時間などあらゆるデータで差が出る結果に

そして公開から1週間後、再生数などがどれほど変わっているかを確認します。

手を抜いた動画の再生回数は151回だったのに対し、本気バージョンは843回。5倍以上の差が出る結果となりました。高評価数やコメント数も差が顕著に出ており、特にチャンネル登録者数については2人と18人と、9倍もの差が出ました。

サムネイルのインプレッション数(表示回数)も4倍以上の差が出る結果に。平均視聴時間も5秒の差があり、これがインプレッション数の違いに現れたのではと推測します。Kわとそんによると、本気バージョンは特に海外からの受けが良かったのだとか。

結論として、Kわとそんは「やはりサムネは再生数に絶大な影響を与えますね」とコメント。「サムネが持っている力が可視化されることにより、新しい発見も多くありました」と語るとともに、「今後もこのチャンネルで曲や動画を投稿していく予定なので、よろしくお願いします」と呼びかけています。

Kわとそんは、本気バージョンを投稿したチャンネルにこの検証動画を投稿しており、まだ動画は2本しかありませんが、検証動画の再生回数は約37万回再生されるなど大きな注目を集めています。コメント欄には「この検証、曲がよくないと企画自体が成り立たないはずなのに成り立ってるのがすごい」「検証のために曲作れるのすげぇな」「まず曲作りの才能がすごい 絵も上手い 企画も面白い」などと驚きの声が寄せられています。

曲のほうの動画は、本気バージョンが13万回、手抜きバージョンも5万7000回再生されています。曲のコメント欄でも、「検証用とか関係なくめっちゃいい曲じゃん」「クオリティ高くてとても好き」「お……おお……検証動画から来たけどここまで絵に違いがあるとなんか違う感じがするな……」といった評価の声が上がっています。