2年半ぶりに爪を切る動画で話題になった40代ひきこもりYouTuberが8カ月ぶり活動再開 知名度が上がっても「基本は惨めなだけ」
YouTuberの「ひきこもりイエティ」(登録者数9.9万人)が活動再開を発表しました。
アカウント乗っ取り被害以降、動画を投稿していなかった
ひきこもりイエティは、40代の“限界引きこもり”YouTuberです。髪は胸下まで伸びた長髪で、自室はゴミで溢れかえるという引きこもり生活を送る中、2023年3月に投稿した「約2年半ぶりに爪を切る動画」などで大きな話題を集めました。
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7月18日、約8カ月ぶりにYouTubeチャンネルを更新したイエティは活動再開を報告。昨年にYouTubeチャンネルを乗っ取られたうえBANされ、これまで作り上げたチャンネルが一瞬で消えたことで「失望感に苛まれ」て精神的に落ち込んでしまい、動画制作ができなかったと説明します。
視聴者からは「引きこもりをエンタメ化したお前を絶対に許さない」「乞○ビジネスをやめろ」といった声が寄せられていたらしく、これにイエティは「私の都合を抜きにして、世間一般のきちんとした道理が通っている」と感じたのだとか。そのため、「引退したほうが世の利が大きいかもしれない」と真剣に考えたとも振り返ります。そして、自身の動画には「再出発のきっかけになった」といった「妙な反響」や、「似た状況で苦しむ人の神経を逆撫でしてしまう負の側面」があると語ります。
これまで投げ銭を設定してこなかった理由について、「同じ苦しみの中にあって、自分だけYouTubeで儲かりゃいいと思ったことはない」とコメント。「同じ状況でただでさえ落ち込んでいる人の目の前で楽にお金をもらっている様子を見せて刺激したり、その人が前を向こうとする感情の足を引っ張りたくなかった」としています。また、投げ銭自体をイエティあまり好んでいないそうで、「受け取った側はその恩を一瞬で忘れてしまうから公平なやり取りだと思えない」「覚えていると強がってみてもそれはデータ的なもので、知らないところから流れてきた文字や数字に人肌と感謝の記憶は刻めない」と持論を述べます。
そして、YouTubeをやる動機を「ガス代を気にせず、思いの丈エアコンをつけたい(原文ママ)」という欲望だと明かすイエティ。また、健康保険にも加入して「体を立て直すことも含めてなんとかしたい」としています。どちらもこれまでの収益でなんとかなるものの、借りているお金の方が遥かに多いことと、新しい収入のあてがないため「支払って減っていく健康保険に未来を感じることができませんでした」と明かし、「必要に迫られたアホな動機」だと述べるイエティ。「今後も乞○ビジネスと言われてしまうことは仕方ありません」とコメントするとともに、「いくらか誤解されてしまっていることもあるので再開前にいくつか説明させてください」とも語っていました。
今後は「引きこもり」や「無職」といった言葉の使用を控える意向
7月25日に公開した動画では、18日に引き続き活動再開にあたり視聴者から寄せられた意見について持論を語っています。
自身の収入状況について、「誰かに疎まれるほどお金を稼げていません」と明かすイエティ。自身の収入は、これまでの総再生数に0.14〜0.21円の単価をかけ、 活動期間の2023年1月から2025年7月までの31カ月で割ると大体の月収になると説明します。最近の再生単価はそれ以上の傾向があるものの、支給された合計から割り出すと0.2円にも届いていないのだとか。自身と同程度の再生回数で煌びやかな生活をしているYouTuberについて、「どういうカラクリで稼いでいるのか、それはきっとあなたより私のほうがはるかに知りたい」とコメントします。
そして、現在の状態で知名度が上がっても「基本は惨めなだけ」だといい、「どこにでもありそうな悪口が妙に引っかかって寝付けなくなったこともあります」とも打ち明けます。自身がYouTubeで望むことは「私みたいな希死念慮や未来が焼けてしまったと感じている人と、本音を漏らしたり情報を共有したり、あわよくば人生を逆転できるような情報や作戦を交換したい」ためだと述べます。
今後は動画のタイトルや表だったところで「引きこもり」や「無職」といった言葉の使用を控えたいとの意向を示すイエティ。「引きこもり」は本来「屈辱的なもの」であり、「自ら名乗りたいもの」ではないと説明するとともに、自身が引きこもりを名乗っていたのは、自分を説明する言葉として最も端的で便利だったためだと釈明しています。
こうした方針に伴ってか、チャンネル名も19日までに「ひきこもりイエティ (氷河期)」から「亜麻色のイエティ (氷河期)」に変更されています。
コメント欄では「字幕からうかがえる思考の深さや言語化の秀逸さ、思慮深く真っ当なお人柄、ユーモアの独特さは唯一無二です」「私みたいに救われてる人間が居るから、罪悪感を持たなくて大丈夫だと思います」「お帰りなさい!ずーっと待ってました!!」といった声が寄せられています。










