「高齢者のバス料金が無料になる」YouTubeのデマ動画が拡散 NHKや国土交通省が注意喚起
高齢者を狙ったニセの動画がYouTubeで拡散され、問題となっている件について、NHKが20日に注意喚起を行いました。
高齢者狙ったニセ情報を拡散するYouTube動画
現在、生成AIを使用した画像や音声を用いたフェイクニュースがYouTube上で拡散され、NHKや国土交通省が注意を呼びかける事態となっています。
チャンネルの名前は明言されていませんが、こうしたフェイクニュースを配信するチャンネルの1つが「高齢者の健康」(登録者数5万人)です。このチャンネルでは、生成AIを使用したニセ情報を紹介する動画が多数公開されており、今月17日の動画では、東京都や大阪府、名古屋市や福岡県などの各地で「高齢者のバス料金が無料になる」というニセ情報が拡散されました。
この動画は24万回以上再生されており、コメント欄では「このデタラメ情報番組がなぜ削除されないのか。Youtube当局は即刻対応を」「デタラメもいいところ」「高齢者を馬鹿にするな」などと怒りの声が上がっています。
しかし一方で「助かります」「よいお話しありがとうございます。いつごろから実施されるのでしようか」と、信じてしまう人の声も上がりました。
NHKは今月20日、「名前を挙げられていた自治体に取材しましたが、いずれも事実ではありませんでした」と報告しています。一部の自治体では、実際に「本当に無料になるのか」といった問い合わせが多数寄せられているといい、ウェブサイトで住民に向けた注意喚起をおこなっているとのことです。また
「7月から全国各地で高齢者のバス料金が無料になる」などといった偽の情報がYouTubeの動画から広がり、一部の自治体で住民からの問い合わせが相次いでいます。事実とは異なる偽の情報だとして、複数の自治体が注意を呼びかけています
一部の自治体や国土交通省には、住民などからの問い合わせが相次いでいて、事実と異なる偽の情報だとして、ウェブサイトで注意を呼びかけているところもあるほか、東京都などは、削除するよう依頼しているということです
と注意喚起しています。
国土交通省の担当者は、ニセ情報について「政府が自治体と協力してことし7月から高齢者のバス料金を無料にするという政策はない」としており、「動画の情報はデマなので信じないでください。拡散もしないでください」と訴えています。(参考:NHK)










