大阪府警が暴力団事務所にガサ入れ 「はよ開けんかい!」の新作として話題に

大阪府警が家宅捜索に入るニュース映像が、ネットミーム「はよ開けんかい!」の新作であるとして注目を集めています。

大阪府警、住吉会系の二次団体の事務所に突撃

9月6日に大阪府警は、埼玉県川口市にある、指定暴力団・住吉会の二次団体の本部事務所に家宅捜索に入りました。

今年6月、大阪市に住む75歳の女性が「不倫相手との示談金が必要になった」という息子になりすましたウソの電話で現金約1100万円をだまし取られる事件が発生し、元住吉会系組員が詐欺の疑いで逮捕されました。

逮捕された組員は待ち合わせ場所で直接女性から現金を受け取る「受け子」役だったということで、大阪府警は関係先として本部事務所への家宅捜索を実施したと報じられています。

公開されたニュース映像では、強面の捜査員たちが玄関前で「おいガサや、開(あ)けぇゴラァ!大阪や!」「はよ出迎えんかい!」などと怒号を浴びせていました。捜査員はガラス製の扉をドンドンと叩き、最終的には人力でこじ開けて建物に突入していきます。

この映像を見た視聴者からは「大阪の被害者の仇討ちで埼玉まで遠征してくるのは心強すぎる」「大阪や!で全てを察せるの好き」といったコメントが寄せられていました。

Xに投稿された映像の切り抜きの中には、1日で2800万回表示され、24万いいねを獲得してバズったものもあります。

YouTube

「はよ開けんかい!」の新作

「大阪府警の新作来たか!」「大阪府警さんの『大阪や!!!はよ開けんかい!』の新作きてるよ〜」など、ネット上ではこの動画を、ネットミーム「はよ開けんかい!」の新作とみなす声も上がりました。

このミームの元ネタは2020年のニュース映像とされています。大阪府警が大阪市西成区の暴力団事務所をガサ入れする様子を映したもので、ネットでは「はよ開けんかい!」「どっちがヤクザかわからん」という通称で浸透しています。

今回のガサ入れと同様に「大阪や!」と名乗ってから、「はよ開けんかいゴラァ!」と大声で威圧するヤクザ顔負けの捜査員たちの様子は強烈なインパクトを残し、「警察呼んだ方がいいだろ」とネタコメントを寄せる人も現れたのでした。

このネタの系列で拡散されたものでは、Youtuberグループ「アイルトンモカ」(登録者数67万人)が昨年投稿したパロディ動画が有名です。メンバー扮する捜査員たちがガサ入れをしようと押しかけるも、組事務所と間違えて一般人宅を訪問しまうという内容で話題を集めました。演技のクオリティの高さから、切り抜きを見て実際のニュース映像だと信じ込んだ人もいるようです。

なお、元祖を見たことのある視聴者の中には、今回のガサ入れを見て「物足りない」「だいぶ優しいな」「やはり第1期が至高」などと評価を下す人もみられました。