SUSURU、炎上中のこめおの蟹ラーメンを実食 「普通にうまい」「ラーメンとしてしっかり成立」

5月15日、「SUSURU TV.」(登録者数約197万人)のSUSURUが「高い、不味い、味が薄い。こめおのラーメン、実際どうなの?」と題する動画を公開。中国産のカニ使用などをめぐって炎上状態にある、「こめお」(同37万人)プロデュースのカニラーメン店「かにを」を実際に訪れ、ネット上の評価への私見を語りました。

浅草「かにを」をめぐる炎上

「闘う料理人」として格闘技イベント「BreakingDown」でも知られるこめおは、約2年の準備期間を経て、5月4日に東京・浅草でカニラーメン専門店「かにを」をグランドオープンさせました。丸ごと食べられるソフトシェルクラブを使った一杯を看板に据えた新形態の店で、SNSやYouTubeチャンネルでも開店の経緯を発信してきました。なお、こめおがカニラーメンを手がけるのは今回が初めてではありません。SUSURUは2025年初めにも、こめおが麻布十番で営む創作和食店「割烹こめを」を訪れ、同店で提供されていたカニラーメンを「ガチレビュー」しています。

「かにを」はオープン直後から、SNS上で「まずい」「味が薄い」「高い」「提供が遅い」といった声が相次いでおり、炎上状態にありました。SUSURUが動画内で確認した時点でのGoogleの口コミ評価は2.2にまで落ち込んでおり、なかでも大きく取り沙汰されたのが、店で使われているカニの産地をめぐる問題です。カニラーメンのプロジェクトでは、国産のカニを想起させる打ち出し方をしていたにもかかわらず、実際の店内には中国産のカニの箱が置かれていたとの指摘がSNS上で拡散され、批判が加速しました。

これを受けてこめおは11日、Xなどで声明を発表。「中国産使ってます」と明言したうえで、インドネシア産やタイ産も使用していること、そもそも国産のソフトシェルクラブが探した範囲では見つからず、1日200杯規模の供給量を国産でまかなうのは難しいことを説明しました。あわせて、自身のラーメンはムスリム(イスラム教徒)に向けて作ったものであり、「東南アジアで馴染みのある食材としてソフトシェルクラブを選んだ」として、理解と応援を呼びかけています。

「味が薄いということはない」 SUSURUの実食レビュー

SUSURUは動画の冒頭、「ラーメン関係者からの評判は良い」としたうえで、「実際食べてみないとわからない」として店へ向かいました。撮影日はこめお本人からの連絡を受けて炎上以前から決まっていたとのことで、こめお本人がラーメンを提供しました。

SUSURUが注文したのは、店がすすめる、辛さレベル5の「THE CLAAAAAB」。真っ赤などんぶりにソフトシェルクラブが丸ごと乗った一杯となっています。スープを口にしたSUSURUは、「辛みが突き抜けながらもカニの風味がしっかり続く」と評価し、提供直前に揚げられるソフトシェルクラブについても「丸ごと食う満足感も最上級」と表現。チャーシューが入らない構成ながら、肉がなくても満足感があると語りました。

ネット上で繰り返される「味が薄い」という指摘については、「別に味が薄いってことはない、全く」「ちゃんと味はありました」と明確に否定し、「普通にうまい」と話しています。一方で、辛さレベル5は辛いものが苦手な人にはカニの風味を感じ取りにくい可能性があるとして、その場合は辛さのない「0辛」を試すのも良いのではないかと提案しました。実際にSUSURUは、こめおのすすめで0辛も口にし、こちらの方がカニの風味はわかりやすいかもしれないと話しています。

麺については、柔らかめに茹でられた太めの縮れ麺で、すすり心地はあるものの、濃厚なカニのスープと合わせると存在感が埋もれがちだと率直に指摘。中細麺なども合いそうだとしつつ、「こめおさんの好きなようにやったらいい」「こめおさんのお店ですからね」と、最終的な判断は本人に委ねる姿勢を示しました。

「SNSでの言い合いより、店に立つ姿勢で」

動画の終盤、SUSURUはこめおに対し、アンチとSNS上で応酬してしまう姿勢について率直な意見を述べました。ラーメン店がSNS上で言い合いをすることについて「あんまり見たくない」としたうえで、「戦っても何の意味もない」と指摘。来店した客を「どれだけ満足させられるか」という原点を強調し、ネット上で反論するのではなく、毎日店に立つ姿勢そのもので見せるべきではないかと語りました。

価格への批判についても、ソフトシェルクラブを使えば原価は大きく上がるとして一定の理解を示し、ラーメン業界全体がそもそも安すぎるという側面にも言及。そのうえで味そのものは、ネット上で言われるほど薄いということはなく、辛さとカニを掛け合わせた新しさも含めて「ラーメンとしてしっかり成立」していたと改めて評価しました。

SUSURU自身も今年、東京都内に「北ノ醤油チーホー」をオープンさせており、「ヒカキン」(同1970万人)が手がけた「みそきん」なども含め、2026年はインフルエンサーによるラーメン店の開業が相次いでいます。SUSURUはこめおを「同期でありライバル」と表現し、切磋琢磨しながらともに頑張っていきたいと動画を締めくくりました。

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