交通系YouTuberスーツ、“パクリ”について持論「真似されるのは世の常」としつつも「和やかな圧力」はかけたい

11月22日、「スーツ」(登録者数109万人)が「交通系YouTuberのパクり動画連発について!」と題した動画を公開。YouTube上のパクリについて持論を述べました。

交通系YouTuberのパクリ動画について

スーツが動画を投稿したのは、交通・土木事業・廃墟などを扱うYouTuber「もへじ」(同25万人)が、複数の人気YouTuberに動画の内容やサムネイルの構図をパクられたと告発したことを受けてです。もへじは国会図書館に赴いて江戸時代の文献を調べたり、役所に問い合わせたりして独自に調査した内容を動画にしているといい、それが引用元の言及もないまま、さまざまなYouTuberにあたかも自分で調べたかのように話され、ときにはデマを混ぜられることもあると訴えていました。

自身の動画も多くの人に真似されているというスーツは、鉄道・旅行・交通系の動画は多くの人がお互いの動画を真似し合い、同じような動画が多数公開されていると述べます。

スーツは、動画のサムネイルの構図やタイトルの言い回しは、注目されるものを一生懸命考えて作っているといい、他のYouTuberにそれらを真似されることについて、

直感的にどう思うかというと、やっぱりパクられたら困るんですよね。困るっていうか、一生懸命自分が考えてひねり出したアイデアを他人に真似されて他人が再生数稼いでるっていうのは、まあ良くない状態じゃないですか

と心境を明かします。

真似されるのは世の常

しかし、スーツは大学時代に受けた経営学部の授業で、ビジネスにおいて「真似されるのは世の常」という考え方を学び、真似されるのは仕方ないと割り切っている様子も見せます。

動画を通して視聴者に語りかけるというスタイルは、スーツ自身も広い意味で言えば「ヒカキン」(同1190万人)のパクリであり、そのヒカキンも「MEGWIN TV」(同92万人)などのパクリだと指摘するスーツ。「世の中にあるあらゆるものはパクリによって成り立っている」とし、「真似できるものがあったら積極的にパクっていくべきだっていうのが僕の考え」と語りました。ただしスーツ本人は反感を買うことを恐れて真似をした企画をボツにすることもあるらしく、実際には真似するよりも真似されるほうが多いとのだとか。

自身は「真似しないでください」とは言わないとしつつ、「自社の利益を最大化する上では(中略)一生懸命考えたことを他社の成長に使われてしまうのでは一生懸命考える意味もない」とコメント。営利目的である以上、何の対策もせずに見過ごすのも良くないとして、今回のような動画を出すことで真似しにくい雰囲気を作りたいと語り、これを「和やかな圧力」と表現しました。

普段の動画で話す内容について、「すごい調査能力ですね」「事前の下調べすごいちゃんとやってるんだろうな」といったコメントが寄せられるというスーツ。しかし、実際はその動画のために自身で調査することはほとんどないそうで、過去にインターネット上で見た知識を話しているだけなのだとか。自分で調査をした情報をインターネットに投稿している人への敬意は持っていると述べ、そういった情報を扱うときには、覚えている範囲で引用元に言及するようにしていると語りました。

コメント欄では「スーツはパクろうとしてもパクれない唯一無二の武器である話術があってそれが強みだからここまで大成したんだろうな」「スーツ君、言語化して人に伝える能力が高い」といった、スーツの言語能力の高さを評価する声が多く寄せられています。

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