【インタビュー】マイクラ動画で4600万再生 「ピノの羽」が語る「YouTuberに向いている人」とは?

人気ゲーム『マインクラフト』の「音ブロックの演奏」をメインに投稿しているYouTuber「ピノの羽」(登録者数47万人)。水が落ちる音だけを使って音楽を奏でる動画や、スマホやモニターを3台並べて映像をシンクロさせる動画などでも人気を集めており、今年5月に公開されたショート動画「マイクラで『推しの子』をドット絵にしてみた【アイドル】」は、4600万回という再生数を誇っています。

そんなピノの羽は、顔出しをしておらず居住地も不明。20歳という年齢以外は、謎の多いYouTuberでもあります。

今回ユーチュラはピノの羽さんを取材し、その素顔に迫りました。ピノの羽さんがメディアの取材を受けるのはこれが初めてです。

小学6年生のとき、YouTuberになろうと決める

YouTubeを始めたきっかけを教えてください

小学2年生のときに、興味本位で親のiPadを使って曲を作ったんですよ。YouTubeにも投稿しているジャイアンの歌なんですけど。「多くの人に見てもらいたいな」と思って、勝手にYouTubeに投稿したのがきっかけです。「YouTuberになりたい」って決めたのは、小学6年生のときですね。1本目の動画は歌だったんですけど、その後はずっと工作の動画を上げていて、小学5年生以降はレゴを作っていました。当時の再生回数は多くても9000回くらいで、登録者数は20人くらいだったと思います。

小学2年生でチャンネルを開設したときには、親の助けは一切借りなかったのだとか。その後、高校2年生のときまで親には秘密のまま活動していたそうです。

昔から「ものづくり」が好きだったんですか?

そうですね。周りの子と同じように遊ぶよりも、ひとりで何か黙々と作る方が好きだったんで。
幼稚園のときにロボットを作ろうと思って、誕生日プレゼントで回路の材料を親に買ってもらってました。小学6年生までは物理学者が夢だったんですよ。でも人と関わるのが苦手なもので。学校とか集団生活が本当にきついんですよね。誰にも頼らず、人に一切迷惑をかけずに生きたかったので、YouTuberになろうと決めました。

動画と同じく温和な話しぶりで、中性的なイケメンのピノさん。実は言いたいことをハッキリ言ってしまうタイプなのだとか。そのせいで周りの空気を凍りつかせるらしく、人とのコミュニケーションが不要なYouTubeに魅力を感じたようです。

YouTube動画

音楽経験は「一切なし」全て独学

音楽系の動画が多いですが、絶対音感があるんですか?

一番よく質問されるんですけど、絶対音感どころか相対音感すらあるかわからないんですよね。音楽の経験も人生で一回もなくて、独学です。マイクラの音ブロックは、中学時代だけでも3000時間くらい練習しました。学校から帰って朝までずっと音ブロック。睡眠時間が1~2時間になるぐらいめり込んでいました。もし音楽の経験があったら、楽器を使って(安易に)やってしまっていたと思うので、むしろ音楽を全く経験していなくてよかったと思っていますね。

小中学時代の活動は「あくまで準備期間」だったというピノさん。2019年、高校に入学したタイミングで満を持して現在のチャンネルを開設します。YouTuberになる意志は固かったものの、自信はなく「(登録者)10万人は遥か天の遠く」と感じていたそうです。

そんな中、『マリオメーカー2』で作った音ブロックの演奏コースを「ヒカキン」(同1190万人)がチャンネルで取り上げられます。さらに大きな転機となったのは2021年、『あつまれ どうぶつの森』で「すとぷり」(同234万人)のイラストを完全再現したところ、本人に紹介されたこと。これをきっかけに登録者が急増していきます。

 

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