YouTuberスーツが考察「UUUMはもう、限界かもしれない」
10月4日、交通系YouTuberの「スーツ」(登録者数108万人)が「UUUMはもう、限界かもしれない」と題する動画を公開しました。
事態はもっと深刻だと思います
スーツは、交通機関や鉄道旅などのチャンネルを運営するYouTuberで、ベテラン落語家のような立て板に水の語り口調が特徴。年収は5000万円だと公言するなど、お金の面にオープンなことでも知られます。今年7月には、YouTube事務所を設立したことを報告しています。
今回スーツは、ヒカキンやはじめしゃちょーが所属する大手YouTuber事務所「UUUM」について語ります。UUUMは今年7月に発表した決算で、営業損益が1億9500万円の赤字(前期は9億7100万円の黒字)、最終損益が10億5300万円の赤字に転落したと発表。その理由として、「YouTubeショートの再生回数増加に伴い、通常の動画の再生回数が想定を下回った」ことなどを挙げていました。
先月、UUUMは広告・マーケティング事業などを手掛けるフリークアウト・ホールディングスのTOBにより、連結子会社となっています。
そんなUUUMについてスーツは、
UUUMはまだ自分たちは終わっていないという雰囲気を出そうとしているだけで、事態はもっと深刻だと思います
と語ります。
ショートで何百万再生されても「大した価値はない」
スーツによると、自身の通常の動画で仮に200万回再生されれば、200万円の広告収益となるのだとか。しかしショート動画だと、5000円程度にしかならないといいます。
ショート動画は短いため、再生回数が上げやすいのが特徴だとするスーツ。YouTubeにとっては、「サイトの中に多くの人を滞在させてその人たちに広告を1回でも見せること」が重要であり、ショートでは「大量の動画を視聴者に与える続けることによって」それを実現しているとします。
その結果、動画1本あたりの価値は極めて小さくなります。スーツは「何十万回か、何百万回程度のYouTubeショートの再生数は、はっきり言って普通だし、大した価値もないんですね」と一蹴します。
スーツは、「オワコンYouTuber」は「ショートに力を入れがち」だとし、それは「自分たちの地位を確保するため」「見せかけの再生数を多くしよう」という努力のためだったり、「自尊心」のためだと考察。ショートは再生数が「取れて当たり前」で、「そうじゃないもの(通常の動画)が取れていないということが極めて重大なんですね」と指摘しました。
UUUM自体の魅力が低下している?
スーツは、UUUMではYouTuberの広告収益の2割をマージンとして徴収するほか、企業から受けたPR案件の売上をYouTuberと折半していると説明。
ショート動画でも“企業案件”は作れるにもかかわらず、UUUMが赤字に転落したのは、「上納金に依存してたのかな」と推測します。
自身の事務所では、広告収益に対するマージンは徴収しておらず、理論上は企業案件だけで事業は成立すると語るスーツ。
所属YouTuberもショート動画でなければ再生数を稼げなくなってしまっているし、(中略)彼らの広告収入をかすめ取っているUUUM自身もまた弱っているのだとすれば、UUUM自身の営業力が高くなかったり、下がっていたりとか、UUUM自体の魅力が低下していることの現れでもあるのかなっていうのを見ていて思いました
と考察しました。
コメント欄では、「相変わらず分析力がすごいな」「スーツ氏はYouTubeの市場が崩壊しても安定して稼いでそう」など、スーツを高く評価する声が寄せられています。









