アントニオ猪木さんの「最期の言葉」 YouTube動画が公開される

10月1日に亡くなった「アントニオ猪木」(登録者数20万人)さんのチャンネルで同日、「アントニオ猪木『最期の言葉』」と題する動画が公開されました。

欲もなんにも、まったくないんだから俺

動画は9月21日に撮影されたもの。YouTubeチャンネルを再開したいとの連絡を受け、スタッフが猪木さんの自宅で撮影したそうです。猪木さんは、自分では起き上がれないほど衰弱していた様子。しかしベッドの上で話す言葉には力強さがありました。

居室からは普段は富士山が見えるといい、スタッフが景色を褒めると「景色がいいじゃ生けていけねえよ」と笑顔に。YouTubeの再開については、

別にやりたくないよ。やりたくないけど『みんなやりゃあいいじゃん』って。欲もなんにも、まったくないんだから俺。欲がないというのは何の欲もない。金銭欲なのか、女なのか、いろいろ。そういう生きてること自体が何であるか

と語りました。

でも敵がいる限り、いいじゃないですか

ベッドでの姿を公開することには「こんなザマをみんなに見せたくないでしょ」としつつ、「あるがままでいいんだ」「みんなに見てもらって、弱い俺を。でもしょうがない。そしたら反応が逆なのか」と語りました。

猪木さんのもとには美味しいものが全国から送られてくるそう。「そういうの手をつけないと悪いから」としつつ、「晩飯は一人で食べるのが一番つらい」とこぼしました。夕食をとる相手は「いないね」と答え「たまにいるけどみんな忙しい」と語っていました。

今やりたいことは「世界の環境問題」だといい、

これだけ汚してしまった地球をね、自分たちの手でもう一回きれいに掃除をすべきだと。それは世界に向けて猪木しかできないこと。「どうだー!」と大きな声が出せる日がもうすぐそこに来ています。

「どうだー!」と力強く発した猪木さんですが、80歳を前にしても「猪木さん、楽をしてください」と言う一人は誰もいないとのこと。スタッフが「まだまだ猪木さんに先頭を走ってほしい」と声をかけると、「この声が一番の俺の敵なの」と返し、笑顔で「でも敵がいる限り、いいじゃないですか」と続けています。

動画は「次回 猪木がまさかの行動に出る」とのテロップで締められており、続編が公開されるようです。