しみけんが“AV新法”に持論 現場で起きているのは「強要」ではなく「後悔」
5月26日、セクシー男優の「しみけん」(登録者数46万人)がYouTube生配信をおこない、“AV新法”について持論を語りました。
“AV新法”とは
AV新法(AV出演被害防止・救済法)とは、25日に国会に提出されたアダルトビデオ(AV)についての法案で、成人年齢が18歳に引き下げられたことを受けて、現在法制化が進められています。
民法では未成年が親の同意なしに結んだ契約を取り消すことができる権利が認められており、AVに未成年が親の同意なく出演した場合、作品を回収・販売中止することができました。ところが成人年齢の引き下げに伴って18・19歳にこれが適用できなくなったため、高校生などに影響が及ぶことを懸念した女性団体などから法規制を求める声が上がりました。
こうした意見を受けて、年齢や性別にかかわらず出演者は作品の公表後1年間は無条件に契約解除する権利の保障を軸に、契約における説明の義務化などを追加した法案が提出され、6月初旬にも成立する見通しが立っています。
審査を通った“適正AV”
この新法に対し、セクシー男優として長年AVに携わってきたしみけんは26日、YouTubeのほかTikTok・ツイッター・インスタグラムなどで同時生配信をおこない、
僕は業界に25年いてAV新法に感じたことを話します。あくまでも、僕の考えであって業界全体の考えではないけれども、いろんな人にヒアリングしました。(中略)それに僕なりの解釈をして、僕の考えもあってアウトプットしていきます。
として、持論を語りました。しみけんはAV新法を「簡単におさらい」した上で、
適正AVはプロダクションメーカーが出演者の人権に適正に配慮した業務行程を経て制作され、正規の審査団体の厳格な審査を経て認定され、商品化された映像
と“適正AV”について説明します。
これは、しみけんも所属している「知的財産振興協会(IPPA)」の定めているもので、国内の法規制に則ったものだそう。しみけんは、「AV新法は、IPPAが取り組んできたこととほぼ同じ」だと説明。AV新法にある「出演者に性行為を強制しない」「年齢性別にかかわらず契約解除可能」といった項目は、現在すでにおこなわれていると語気を強めます。
「がんばろうよ」は「強要にあたる」ので言わない
契約段階では「本番します」など行為の確認や「(知り合いに)バレますよ」といった入念な確認をするそうで、しかもその一部始終を撮影しているとのこと。ちなみに、現場では「がんばろうよ」など背中を押す言葉は「強要にあたる」ことから言わないのだとか。
しみけんは
適正AVはどれほど出演者をケアして、しっかりした手順を踏んで作られているのかっていうのを知ってもらいたい。(中略)適正AVと同人AV(IPPAの審査通っていないAV)あるでしょ?ここをちゃんとみないで、イメージだけでいうってこれ差別なんですよ。区別と違うんです。
これ以上ないほどにちゃんと手順踏んでるのに、適正AVも含めてAVって一緒くたにされて叩かれてるのは、ほんとね許せないし悲しいなっていうのは僕の今の本音です
と怒りを露わにしました。
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