YouTubeから“都市伝説”が消える? ほとんどの動画に広告がつかない事態に

3月7日、「ノンストップラビット」(登録者数64万人)が「都市伝説を上げれなくなった本当の理由を話します。」を公開しました。

YouTube動画

2月にアカウントが“誤BAN”

ノンストップラビット(通称ノンラビ)はロックバンドとして音楽活動をする傍ら、エンタメ系の動画で人気を博している3人組YouTuberです。

2月2日、ノンラビは自身のYouTubeチャンネルがBANされたと報告。BANされた理由ははっきりしていないとしつつ、「内容的にも危ないんじゃないかっていうのは、薄々感じてた」として、以降はチャンネル内の人気コンテンツだった“都市伝説”から手を引くと宣言しました。

2月5日、ノンラビはツイッター上でBANからの復活を報告。BANされたのはYouTube側の過った判定、いわゆる“誤BAN”だったとみられます。

(関連記事「ノンラビ、チャンネルがBANされる 登録者数63万人」)

都市伝説は「デマ」として規制の対象に

今回の動画でノンラビは「都市伝説を上げれなくなった本当の理由」を説明します。ノンラビによると、1月頃からYouTubeは「誤情報が拡散される前に検出する」動きを開始したといいます。具体的には、「検索結果に信頼できるコンテンツを表示する」ことで、視聴者を「陰謀論」などといった誤情報から守る仕組みが導入されたとしています。

実際にYouTubeは2月、公式ブログに「今後のさらなる誤情報対策について」と題する文章を公開。新型コロナウイルスにまつわる陰謀論などに触れながら、インターネット上での有害な誤情報の拡散を制限する方針を明らかにしています。

(参考:日本版YouTube公式ブログ

YouTubeから都市伝説ってジャンルは消えます

ノンラビによると、都市伝説もYouTube上では「デマ」として規制の対象となっているもよう。近頃は動画のタグに「都市伝説」と入っているだけで収益化できなくなるそうです。

ノンラビは、広告が「剥がされる」と、動画がYouTubeの検索結果に表示されなくなり、再生数が伸びないと説明。「チャンネルが今後死んでしまう」ことを避けるため、都市伝説を扱わないと決めたといいます。ノンラビは今後、バラエティー系動画のほか「意味怖(意味がわかると怖い話)」などの動画を投稿するとしています。

「今後、YouTubeから都市伝説ってジャンルは消えます」と断言するノンラビ。動画の概要欄では「他の都市伝説系ユーチューバーも軒並み収益を剥がされているってよ」と綴っており、実際に都市伝説を扱う「コヤッキースタジオ」(登録者数57万人)もほとんどの動画に広告がついていないと報告しています。

(関連記事「都市伝説系YouTuber、動画のほとんどに広告つかず 規制強化の影響か」)