みずにゃん「うつ病」「パニック障害」自らの半生を語る
打ち込めるものが一個あるだけで
みずにゃんは、自身の経験を踏まえ、中高生の子たちに分かって欲しいこととして
何か打ち込めるものが一個あれば人は救われる
と語り、
周りはそれじゃご飯食べれないよって、安定しないよってバカにしてくるじゃん。
でも、そうじゃなくない? ってこと。
自分が持ってる技術をどうお金に変えるかってのは自分次第のところがあるじゃん。
(中略)
自分がそれを好きなだけでアドバンテージになるってことがかなりあって、それだけ人と出会っていろんな話を聞いたりして、自分の頭で広げていけるかだと思うの。
自己評価はあてにならない
さらに、
僕の28年間の人生の中で、周りの評価、そして自分が自分に与える自己評価って、あんまりこうアテにならなくて、それよりも引き出せる潜在的な能力のほうが大きいっていうのは気づいた。
やらないだけで、やってみたら意外と自分に合うものってあるんだよね。
だからこそいろんなことにチャレンジするのは悪くないし、失敗するのも悪くない。
「自分で自分の価値を決めるのはもったいない」と呼びかけています。
3月8日には2本目の動画を公開。
浪人中に引きこもりに
高校3年生になり、体育祭が終わって周囲が受験モードになる中、みずにゃんは逆に勉強に手がつかなくなってしまいます。
第1志望の中央大学法学部は不合格で、浪人が決定。
授業料が無料の予備校に入ったものの、2日で通うのをやめてしまったそう。
勉強が手につかず、現実逃避ばかりした結果、成績は下降。
さらにパニック障害が悪化、だんだん引きこもって、1日中ネットをする生活になったそうです。
ラ・サールっていうプライドと、自分の不甲斐なさが心の中でぶつかって、夜中毎日一人で泣いちゃったり(中略)自分のせいなんだけど、すっごい辛い時期を過ごした
と振り返っています。
ニコニコ動画が転機に
2009年2月に「あまりにも暇すぎて」ニコニコ生放送で配信を始めたところ「どっぷりハマり」、これがまた転機に。
それから2年ぐらい「引きこもって」ニコ生の活動を続けました。
みずにゃんは、ニコ生を通して
いろんな人達と関わりを持てた。
それは今でもすごく僕にとっては財産になってる。
たぶんニコ生がなかったら僕はずっと実家に引きこもって、親のスネカジリをしてたと思うんだよね。
と語っています。
3年ぶりに受験にチャレンジ
2011年11月ごろに縁があって就職することになり、営業マンになったみずにゃん。
受験に再挑戦する気持ちが芽生え、自分が合格できるレベルで、法律が学べる北海道の北海学園大学を選び、特待生として合格できたとのこと。
しかし、知人の仕事を手伝うため2年で中退。
その仕事の都合で北海道から大阪に引っ越しました。
しばらくすると仕事を辞めて、今度は大阪経済大学に入学。
すでに24歳になっており、別の仕事に就きながら夜間の大学に通っていたようです。
大学では「先生から、関関同立の大学院に推薦してもいいと言われるぐらい勉強は頑張った」とのこと。
そして2018年6月に東京のIT系ベンチャーに入社、12月に円満退社し、現在は起業に向けて準備をしているそうです。
若者が夢や希望を持てないのは大人の責任
みずにゃんは、高校生や大学生で夢・希望・目標を持っていない人が大勢いるのは、大人の責任もあると考えており、
輝いている大人の姿って、取り上げられていたとしても、周知されないような状況になってる。
でっかい家に住んで、良い車に乗って、大金持ちになるだけがキラキラしてるんじゃなくて、自分の家族、友達、仲間を幸せにしてあげることも立派な人生であることを伝えられる大人が、僕の目には全然映ってないんだよね。
会社という場を通して、それをみんなに伝えられるような大人になりたいなって思った。
と語りました。
夢や目標は普通の日常から生まれる
大事なことは
自分が置かれている状況を、自分でもいい、他人からでもいいから冷静に見つめてもらうこと、見つめることが大事。
そこで悲観的にならなくても良くて、開き直ったり明るく思うことが大事。
目の前の課題を一歩一歩こなしていけば自然と道は開ける。
として、
夢や目標が見つからないことに焦りを持たなくていい。(中略)
謙虚でかつ自分に誇りが持てれば、夢や目標を見つけることだってできるはず。
(中略)
特別な人間になる必要はないと思ってるし、ごくごく普通の日常から夢とか目標は自然と生まれてくる。
「自分の誇りだけはしっかりと持ってほしい」と若者へ向けてエールを送っています。
視聴者は「言葉に重みがある」
挫折を乗り越えてきたみずにゃんの言葉に、動画のコメント欄では
「多くのリスナーは「ラ・サール」だからエリートってイメージが大きいけど、ここまで色々な経験をしているから、言葉に重みがあると思う。本当に今の若い子には聞いて貰って是非参考にして社会に羽ばたいて貰いたい!」
「聡明で強い人だと思っていたんだけど、挫折を経験して夜一人で泣いたり、何かを病んで辞めちゃったり…とても意外でした。」
「昨今の不適切配信や動画とかであまり配信者にあまり良い印象は得ていなかったけど配信をすることで人生立ち直れた、こういうのはもっと広められても良いと思う。」
など、共感する声が多数投稿されています。
「YouTubeが自分の人生を変えてくれた」
先日、テレビ局からのオファーを断ったことで話題になった「TOMOKIN」(登録者数11万人)も「YouTubeが自分の人生を変えてくれた」と語っています。
(関連記事「テレビ局の無理解なオファーにYouTuberが出演辞退を告白。大反響呼ぶ」)
YouTubeやニコニコ動画は、最近特に不祥事や金銭がらみの話が取り上げられることが増えています。
しかし、みずにゃんやTOMOKINの経験は、こうしたサービスが個人の自由な表現・交流の場として機能していることを再認識させてくれました。









