新幹線の名物アイス×ウイスキーは誰のアイデア? 交通系YouTuberスーツと作家兼料理家がバトル

交通系YouTuber「スーツ」(登録者数110万人)が新幹線の名物アイスとウイスキーの組み合わせを紹介したところ、SNS上での思わぬバトルに発展する事態となりました。

アイスクリーム×ウイスキーの食べ方の起源をめぐり論争

事の発端は、12月10日のスーツの投稿。スーツは自身のX(旧ツイッター)に「僕の友人イバラキ君が考えた新幹線車内販売スペシャルセットです。」とのコメントとともにアイスクリームとミニウイスキーの写真を投稿しました。

これに対し、「Swind」(同5660人)というユーザーが、「申し訳ございません 私は友人のイバラギさんではありませんが、かなーり前に私がツイートしたものかと……」とリプライを送り、同様のものを過去に自分が投稿していたと主張しました。

Swindは、「飯テロ系作家兼名古屋めし料理家・ライター」を名乗り、名古屋にまつわる料理や習慣などをYouTubeで紹介している人物です。

新幹線で車内販売されているアイスは非常に硬いことで有名で、その名も「シンカンセンスゴイカタイアイス」として売られています。Swindは2018年、そんな硬いアイスにウイスキーを垂らすことで柔らかくなる上、「大人の味」になると投稿していました。

その後、DMで2人はやり取りをしたそうですが、「誠実な回答が頂けませんでした」としてSwindが12月21日にXに改めてこの件を投稿。Swindは自身が2018年に投稿したのとほぼ同じものだと改めて主張。「少なくともTwitter上で大きく拡散される形で発信したのは私が最初であると自負しておりますし、私が2018年7月3日に投稿した時点では『昔からありましたよ』などの声はほぼありませんでした」(原文ママ)と持論を展開し、「本件について誠実にご回答いただけますようお願い申し上げます」とスーツに呼びかけました。

メディアに取り上げられる以前から存在していた?

その後、スーツは21日深夜に「数日お待ち頂ければ、動画にて回答させて頂きます」と回答。「動画であれば広告を掲載でき、回答にかかる時間的コストを回収できる」「動画の方が短い作業時間で多くの情報を伝えやすい」と意図を説明するとともに、「数日かかる理由は、体調が悪く撮影ができないためです」と釈明しています。そして、

その後Swindが「Xにポストされたことについてのご質問なのでX上で回答をお願いします」と要求すると、スーツは手数料として55万円を支払うよう要請。続けて、通常は550万円を求めるところを「誠意ある回答が第一と考えます」との思いで「9割引」の値段で引き受けると述べています。そして、「私が利益を得ようとしている訳ではなく、ご希望を叶えるための必要経費としてどうしてもかかってしまう金額とご理解ください」としました。

Swindは重ねてX上での回答を要求し、金銭を支払うつもりはないと主張。さらに「何度も話題になっていることを知っていてこのようなツイートをされたのであれば論外ですし、もし知らなかったのであれば鉄道系Youtuberとしては取材力・見識を疑います」と苦言を呈しました。また、55万円を要求されたことについても「正直驚きました」「残念ながら元からそういう考えの方だったと判断せざるを得ないでしょう」とコメントしています。

これを受けてか22日朝、スーツはX上に自身の回答を述べた音声を公開。この中でSwindからの質問に答えるとともに、過去に同様のものの紹介があったかどうかを投稿前に確認する必要はないという認識を示しています。さらに、金銭の支払いを求めたのは「営利企業の経営者」としての考えだと説明。他にもやるべき仕事があるため、従業員のことなどを考えた場合の適正な対応だとしています。そして「後々のわだかまりを無くしたい」との思いから迅速に対応している話しました。

X上には、「発想が被っただけやろw なんでパクられたって考えになるのか」「利権が絡むならまだしもたかが食べ方如きでここまで言えるのすごいですね」と半ば呆れ気味の声とともに、Swindの2018年の投稿以前から同様の食べ方は存在していたといった指摘も上がっています。