登録者35万人減少、再生数は4分の1に…コムドットの現状をデータで分析

2022年1月に何があったのか

では2022年1月には何があったのでしょうか。

2021年、コムドットは年内登録者300万人達成の目標を掲げて活動していました。上述のYouTuber31人宴会やコンビニ前での騒動などもあり、一時は達成が危ぶまれましたが、12月11日に見事に目標を達成しています

年明け1月は、16日まで動画投稿を休止。26日に年内400万人達成の目標を発表し、毎日投稿をやめて週6投稿に減らすと宣言しました。1月7日には、「中町綾」(同135万人)とひゅうがの熱愛報道もありました。

活動初期からチャンネル登録者数を目標に掲げ、有言実行を果たすのが代名詞になっていたコムドットは、2021年、100万人、200万人、300万人の目標をクリア。1年間で約250万人も増やしていただけに、2022年の1年で100万人という目標設定には、弱気との指摘もありました。

実際、2022年は登録者の伸びが大幅にダウンし、400万人の年内達成が危ぶまれまることに。しかし12月末に怒涛の追い上げを見せて目標を達成。400万人達成の瞬間を見守る生配信は同時視聴者数44万人を記録しました。このころGoogleトレンドの人気度で最高値となっています。

YouTube界を沸かせたコムドットですが、登録者を目標にするのは400万人を最後にすると宣言していました。2023年1月、コムドットは「第2章」に突入するとして、新たな目標は「家族でコムドット・テレビでコムドット」だと発表しました。また、投稿頻度も週6本→5本に減らしました。

2022年は、4月に地上波テレビ初出演、5月に地上波CM初出演。9月には地上波冠番組『コムドットって何!?』(フジテレビ系)が放送されるなど、テレビへ進出したコムドット。「テレビでコムドット」を宣言した2023年も、4月には『コムドットって何!?』がレギュラー化され、「フジテレビ系 ゴールデンウィークアンバサダー」に就任。7月には『FNS歌謡祭 夏』(フジテレビ系)に出演したほか、上述の『FNS27時間テレビ』で100kmマラソンに挑戦しました。テレビ以外でも、5月にゆうま11月にはあむぎりがユニバーサルミュージックからアーティストデビュー。その他、書籍の出版やイベント出演など、YouTube外での活躍が目立ちました。

テレビでの活躍の裏で

ところがその裏で、肝心のYouTubeの再生数のほうは、じわじわと低下していました。

コムドットの全動画の月間総再生数(※)を見てみると、2021年12月に約1億6000万回で最高を記録しています。2022年に入ると減少したものの、1億回前後で推移。11月には8000万回まで低下しましたが、目標達成企画の盛り上げなどで12月は1億3000万回を記録しました。

しかし2023年に入ると再び減少。6月の炎上以降は減少が顕著で、殺害予告で2週間ほど活動休止していた9月は約3000万回に激減しています。活動再開後の10月も約4000万回と、ピーク時の4分の1に過ぎません。

※ここでは月初と月末の総再生回数の差を月間再生数としています。期間中に動画が削除された場合は再生数が低くカウントされます。

動画単体で見てみると、公開から7日後時点での再生回数は、2021年12月公開の動画で平均約240万回だったのが、2023年10月公開の動画は約100万回まで減少しています(ショート動画除く)。ちなみに総再生数に比べて減り幅が小さいのは、投稿頻度が減っていること(2021年12月は31本、2023年10月は14本)が大きく影響しています。

ここまで数字を見た限りでは、登録者の目標設定と有言実行がコムドットの人気の大きな要素になっていたようです。以前はファンと“祭り”のように盛り上がり、毎日投稿で全エネルギーをYouTubeに注いでいたのが、投稿頻度を下げ、YouTube以外の分野に注力したのが人気の低下に繋がったと言えるかもしれません。そんな中で起きた平成フラミンゴとのトラブルは、人気のかげりを顕在化させるトリガーになっただけとも考えられます。

 

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