登録者35万人減少、再生数は4分の1に…コムドットの現状をデータで分析
水溜りボンドの炎上
そこで思い出されるのが「水溜りボンド」(同416万人)の炎上です。2015年に活動を開始した水溜りボンドは、2016年に登録者100万人を達成すると、2017年に200万人、2018年に300万人、2019年に400万人を達成。この年、ユーチュラの登録者ランキングで8位にランクインしました。
しかし2020年春になると登録者はほぼ横ばいとなり、2020年8月末に438万人を記録した後は減少に転じます。
一方、YouTube以外での活躍は目立っていました。2019年7月、水溜りボンドはラジオ番組『水溜りボンドのオールナイトニッポン0』(ニッポン放送)でパーソナリティーを担当。2020年4月には週1のレギュラーパーソナリティーとなりました。同年7月には、カンタと女優・池田エライザの熱愛が報じられるという初スキャンダルを経験。10月にはYouTuber史上初の地上初の冠番組『水溜りボンドの○○いくってよ』(テレビ神奈川)がスタートしました。
そんな2020年10月、水溜りボンドは翌年1月にオールナイトニッポンのイベントを開催すると発表。同月末にこのイベントの先行予約が始まりましたが、即日完売とはならなかったため、2人は動画で「めちゃくちゃ悔しい」「実力不足」と悔しがりました。するとファンから「数字ばかりに目を向けている」といった批判が続出。これは水溜りボンドにとって初めての大きな炎上となり、登録者の減少が止まらなくなります。
2021年6月には“YouTuber31人飲み会”の炎上もあり、減少は2022年6月までなんと1年9カ月も続くことに。登録者数は438万人→400万人と38万人も減少。再生回数のほうも、最盛期には月間1億回を超えていたのが、1000万回を切るまで減少する事態となりました。
そんな長期低迷の中で、水溜りボンドはショート動画にシフト。数百万再生のショート動画を量産するようになって登録者が底を打ち、1年以上かけて現在は416万人まで回復しています。
水溜りボンドと似た状況のコムドット
コムドットと水溜りボンドは、数字を目標に掲げていたかどうかでは正反対ですが、2組の登録者減少の経緯はよく似ています。怒涛の勢いでの登録者増加と、増加が安定してきたときのYouTube外への進出。特徴の1つだった毎日投稿の終了(水溜りボンドは2020年12月、活動開始以来6年間続けた毎日投稿を終了)。そしてファンから批判を集めて大炎上したことと、その後の長期低迷です。
水溜りボンドが炎上したきっかけは2020年10月のチケット販売問題ですが、当時のユーチュラ記事では、2018年にすでに人気のピークを迎えていたと記載されています。以下は、水溜りボンドの全動画の再生回数(ショート除く)と登録者の推移を示したグラフですが、2018年以降右肩下がりの傾向が見て取れます。
勢いをすでに失っている中で、登録者減少のトリガーとして大きな炎上が起こったのもコムドットに似ています。

水溜りボンドは1年9カ月で38万人の減少でしたが、コムドットは5カ月で35万人を記録しており、減少ペースは水溜りボンドを大幅に上回ります。しかもコムドットの減少はまだまだ続く可能性があり、今以上に厳しい展開になることも考えられます。
そんな中でコムドットにとって復調のチャンスと言えそうなのが、12月13日に開催されるYouTube公式イベント「YouTubeファンフェス」です。コムドットはそこで平成フラミンゴと共演する予定です。6月のトラブル以降、対立関係にある2組はそこで対面する可能性が高く、和解できれば復活の手がかりとなるかもしれません。









