UUUMのウェブサイトから新たに10組のクリエイターが削除される

大手YouTuber事務所・UUUMのウェブサイトから10組のクリエイターの情報が削除されたことがわかりました。

「あざみ夫婦」ら10組がウェブサイトから削除

9月4日までにUUUMのクリエイターページから削除されたのは、「あざみ夫婦」(登録者数79万人)、「てきと」(同39万人)、「イーゼル芸術工房 -EASEL ART STUDIO-」(同15万人)、「全ちゃんねる」(同14万人)、「MAINPHASE / メインフェイズ」(同13万人)、「mikimaru z」(同11万人)、「あきピヨ」(同10万人)「SAGIRIX」(同9万人)、「こゆき亭あん処」(同7万人)、「れっちゃんねる公式」(同4万人)の計10組です。

あざみ夫婦は、都内で勤務するアラサーOLあざみと、旦那のSHOEI、生後1カ月のひーちゃんによるチャンネルです。ショート動画を中心に、夫婦生活や育児のVlogを投稿しています。

てきとは『ロブロックス』や『フォートナイト』の実況をメインに活動しているYouTuberで、ゲーム内に恐ろしいモンスターを登場させ、捕まらないように逃げる企画で人気を博しています。

「特別育成コース」から専属になったのは1組だけ?

今回削除された10組のうち、全ちゃんねるを除く9組は、昨年9月に始動した「特別育成コース」に所属していました。このコースは、2022年9月~2023年8月の期間で「ビジネスを共創する専属クリエイター」を目指す人へ向け集中的にサポートを行うことを目的としており、12組が参加していました。うち2組は今年5月時点で掲載が削除されており、現在もUUUMに所属しているのは「ジャスティスター / Justistar」(同80万人)のみとなります。

ジャスティスターは「今日も誰かのヒーローに」をモットーに、栃木県足利市を拠点に活動する同級生7人組クリエイター。落ちの読めないショート動画や、「登録者数で立場が決まる世界」など不思議な世界観のストーリー動画が注目されています。

昨年9月の特別育成コーススタート時、ジャスティスターのチャンネル登録者数は約5万人でしたが、今年8月末時点では約80万人と、この1年で16倍に増やしています。他の参加者の中では「てきと」が約7万人→約38万人に増やしていますが、あまり変化がなかったチャンネルもありました。

なお、UUUMのクリエイター紹介ページからは、9月1日にも「夕闇に誘いし漆黒の天使たち」(同56万人)ら複数組のYouTuberが削除されています。

ヒカキン」(同1170万人)や「はじめしゃちょー」(同1060万人)が所属するUUUMは、数年前からクリエイターの退所が続出。従来のアドセンス(広告)収入に依存するビジネスモデルから、グッズ販売やP2Cブランドの展開などに転換を進めていたものの、2023年5月期の決算では、最終損益が10億5300万円の赤字に転落しました。

先月には、インターネット広告大手のフリークアウトを傘下にもつフリークアウトHDがUUUMの公開買付をすると発表しており、UUUMは子会社化される見通しとなっています。