インドでハラスメント被害の日本人女性YouTuberが活動休止を発表 現地では逮捕者も

インドの祭りでハラスメント被害を受けた日本人の女性YouTuber「めぐみこ」(登録者数2万人)が、活動休止を発表しました。

ガンジス川で顔を洗って話題に

めぐみこは、インドでひとり旅をする女性YouTuberで、昨年10月にガンジス川で沐浴する動画で話題となりました。

ガンジス川には多くの病原菌が生息しており、沐浴は危険だとされていますが、めぐみこは「私は覚悟のうえ、自己責任で沐浴しています」「絶対にマネしないでください」といい、顔まで浸かった上、川の水で顔を洗いました。

これを受け、視聴者からは「エグいとしか言えないレベル」「現地の人は顔つけない」「とても残念」と、驚きと不安の声が続出することに。実際に、めぐみこも「当日に熱が出たり、喉が痛くなったりした」と、体調を崩したと明かしていますが、「すぐ治りました!」と大事には至らなかったことを報告していました。

無礼講のホーリー祭り

そんなめぐみこは、今回ニューデリーで開催された「ホーリー祭り」に参加。これはインド各地でおこなわれるヒンドゥー教の春のお祭りで、色のついた粉や水をお互いにかけあうのが特徴です。カーストに関係なく誰でも粉をかけあうことができる上、宗教上、禁止されているお酒もこの時期には解禁されるとあって、祭りは非常に盛り上がりますが、女性が危険な目に遭うことも報告されています。

3月9日、めぐみこはツイッターを更新し、祭りの様子を動画で公開しました。

動画ではめぐみこは数人の少年たちに囲まれており、ひとりの男性に羽交い絞めにされ執拗に色水を塗りつけられています。頭に生卵を叩きつけられたり、カラースプレーを噴射される場面もあり、彼女からは「痛い痛い」という発言も。さらにちょっかいをかけてくる男性に、彼女は平手打ちで抵抗し、路地裏へと避難しました。

逮捕者が出る事態に

この動画に対して、インド国内では男性たちの行為は度を越した嫌がらせであるとの批判が続出します。

デリ―女性委員会(DCW)のスワティ・マリワル会長は、ツイッターでめぐみこの動画を引用し、少年らの行動は恥ずべきもので、彼らは逮捕されるべきだと投稿。批判の声が高まる中、デリー警察は11日、日本人観光客に嫌がらせをしたという疑いで、未成年1人を含む3人を逮捕したと発表しました。

一方めぐみこは、10日にバングラデシュに出国したことを報告し、ツイッターで「知らぬ間に大変な事態になってしまい、大変申し訳ございませんでした。私は心身共に大丈夫です」と日本語と英語で無事を伝えました。さらに翌日には、祭りには35人で参加していたことを明かし、「インドの良い面や楽しさを伝えることが目的でありながら、多方面に心配と不安を与えてしまった事を心からお詫び申し上げます」と改めて謝罪しました。

活動休止を発表

現地インドではめぐみこに対して謝罪の声が上がる一方、日本のツイッターユーザーからはめぐみこに対し「自己責任」を指摘する声も多かった様子。11日、めぐみこは先の動画を削除したと報告すると、「SNS全てのアカウントを活動休止することになりました。ごく一部の方の意見ですが、批判や脅迫されることにあまり慣れていなく、精神的に耐えられなくなりました」として、活動休止を発表。

続くツイートでは、「批判・脅迫のご自覚がある方は、引用リプ、関連ツイート、関連ツイートに対するリプ、DMを削除していただければ幸いです」と綴りました。