「煽り運転」それとも「煽られ運転」? YouTuberのドラレコ映像が物議

とあるYouTuberが悪質な煽り運転の被害を訴えたところ、逆に「煽られ運転」との批判を招く事態となっています。

煽り運転を受けたとして動画を投稿

動画を投稿したのは「ジャンクジャンクのジャン太郎」(登録者数2.4万人)。ジャンク品や古いPCなどを扱った動画や、各地のハードオフ店舗を訪問する動画を中心に投稿しているYouTuberです。

ジャン太郎は12月19日、自身のツイッターを更新し、

名古屋高速を走っていたらしつこく車間を詰めてくるトラックが4分にわたりました

と、煽り運転の被害を受けたと報告。実際の映像とともにトラックのナンバーを明記したジャン太郎は、「このトラックがいたらご注意ください」とのコメントを添えて拡散を呼びかけました。

Twitter

さらにジャン太郎は自身のサブチャンネル「ジャンクのジャン太郎サブチャンネル」(同2880人)に、ドライブレコーダーの映像を動画3本にわたって公開。動画タイトルにはトラック会社の社名も記載していました。

映像では、トラックはジャン太郎の車に数メートルの距離まで近寄っており、イライラしたのか、左右に車体を動かす場面もありました。

ジャン太郎は、すでに制限速度の60キロを少し超えた速度で右車線を走行しており、左車線には走行中の車がいたため左に避けることはできなかったと説明。自身は右車線側にある出口から高速を降りる予定だったため、右車線を走行していたとしていました。

「煽られ運転では」との声が続出、動画を削除

このジャン太郎の告発に対し、視聴者の批判はトラックではなくジャン太郎に対して向けられることに。

ジャン太郎は右側出口から高速を降りるとしていましたが、映像ではおよそ4分間にわたって右車線を走行していました。また、道路はかなり空いている状態でした。

映像では、ジャン太郎の車が左車線から別の車に追い抜かれるシーンがあり、このとき問題のトラックも左車線からジャン太郎を追い抜こうとしますが、トラックは前方を走っている車両に塞がれてしまい、追い抜きができなかったようです。

左車線からの追い抜きは禁止されており、トラックの煽り運転は問題としても、ジャン太郎は道を譲ることができたのではないかと考える視聴者が多かった様子。

ツイッターでは、「回避行動をとれば良かったのでは?」という声や、ジャン太郎に対し、右車線を走行し続けるのも違反行為だという指摘も。ジャン太郎側に立つ意見もあったものの、「コレは今流行りの煽り誘発運転で違反行為に当たります」「批判するより自らが免許返納されることをお勧めします。」と、映像が拡散されるとともにジャン太郎を批判する声が増えていきました。

こうした状況の中、ジャン太郎は20日までに動画を削除。関連するツイートも一部を残し削除されました。削除についてジャン太郎は、「普段、私の動画を見てくださっている常連さん数人からもお叱りを受けましたので削除に到りました。」と説明しており、謝罪動画を公開する予定だとしています。

なお、一部の視聴者からは再生数稼ぎの“炎上商法”を指摘する声もありましたが、ジャン太郎はこれを否定しています。