VTuberフェス出場オーディション、運営側のミスで1位と2位が逆転 当初は「順位変動なし」強調
ドワンゴが主催する日本最大級のVTuberの祭典「VTuber Fes Japan 2022」への出演を懸けたオーディションで獲得ポイントの集計ミスがあり、当初決定していた1位と2位が逆転したと発表されました。順位変動を認めるまで約3カ月を要したことなど、運営側の対応に疑問の声が集まっています。
【お詫び】
2022年3月14日 更新
2月4日付の再調査の訂正がございます。「出ようぜ!VTuber Fes ステージ出演オーディション2022」最終審査生放送における追加調査について
最終ポイント、順位変動のご報告
有料ギフトのニコニコポイントの返還についてhttps://t.co/Xpq2JhC61e#出ようぜVTuberFes— VTuberFesJapan【公式】 (@VTuberFes_jp) March 14, 2022
運営が「順位変動なし」は誤りと発表
昨年12月18日に行われた「出ようぜ!VTuber Fes Japanステージ出演オーディション2022」の最終審査はニコニコ生放送で配信され、視聴者からのギフトポイント数とゲスト審査の総合得点で順位が決定する仕組みとなっていました。
チャレンジャー部門では、1位が「奏みみ」(登録者数2万人)、2位が「たみー」(同12万人)となりましたが、たみーのファンや本人から「集計漏れがあるのではないか」との異議が申し立てられました。
運営側は今月14日、公式サイトで「『出ようぜ!VTuber Fes ステージ出演オーディション2022』最終審査生放送における追加調査について」と題した文書を発表。「生放送後の調査では順位変動なしとお伝えしておりましたが、誤っておりました」とミスを認め、再調査後の順位は「たみー」が1位、「奏みみ」が2位となったことを最終ポイントの集計表を添えて発表しました。
両名には経緯の説明と謝罪をした上で「2名ともステージに出演してほしい」と提案し、承諾を得たとしています。
ミスが起きた原因として「生放送当日の手作業での集計とリソース不足」「再集計の結果、順位変動があることが発覚したが、生放送時に既に順位発表していたため、現場判断で順位変更しないことを決定し、その旨を発表した」「順位変動があるという事実が社内で正しく伝わっておらず、適正な判断に至るまで時間を要した」という3点をあげ、今後は自動集計システムを導入するなどの対策をすると報告しています。
また、応援のためにギフトを投じていた視聴者に対して「ニコニコポイントの返還の対応を行わせていただきます」としています。
当初は「誤集計あっても順位変動なし」を強調
これを受けて、たみーは14日に「ありがとうございました。長い3ヵ月でした。」と題したライブ配信を実施。これまでの経緯の詳細と運営側の対応について語りました。
たみーによると、最終審査の配信を視聴していたファンから「獲得ポイントを概算したら13万ポイントくらい足りない」との指摘があり、たみーが協力者らと共にチェックした上で「集計漏れがあるのではないか」と運営側に確認。
運営側は誤集計を認めて12月末に公式サイト上にお詫び文を出しましたが、集計ポイントの発表が誤っていたという説明のみでした。また、たみーが運営側から告げられた計算説明と集計ポイントは「ありえない数値」だったそうで、疑問点を質問するも回答はもらえなかったとのことです。
1月末、たみーは集計ポイントの説明を求めるために弁護士を立てて内容証明を送付。2月4日に運営側は二度目の集計ミスのお詫び文を出しますが、調査結果として「中間発表および最終結果の順位に変動はございません」と明記されました。さらに、たみーに対して「たみーさんは2位であり、以降は問い合わせには返信しない」とする連絡が運営側からあったとのことです。
弁護士の通知書で…対応が一変
こうした対応を受けて、たみーは訴訟に入るため、2月14日に弁護士を通じて運営側に通知書を送付。すると運営側の態度が一変し、新しく対策チームが組まれ、内部調査や資料提出などが実施され、話し合いにも応じるようになり、先述の順位変動を認める発表に至ったそうです。
たみーは自身のツイッターでも「『負けた腹いせに炎上させている』等の根も葉もない誹謗中傷が3ヶ月も続き、心底辛かったですが、応援下さった言葉ひとつひとつが心の支えとなりました」などと思いを吐露しています。
この問題に関して、沢山の方にご声援を戴き、本当にありがとうございました。
「負けた腹いせに炎上させている」等の根も葉もない誹謗中傷が3ヶ月も続き、心底辛かったですが、応援下さった言葉ひとつひとつが心の支えとなりました。
話はまた今夜改めて。
民安ともえ— 民安ともえ(Vtuberたみー)🐰🌙3/30無料ワンマンライブ! (@tammy_now) March 14, 2022
また、奏みみは「【歌枠】ホワイトデーラブソング歌枠」と題した配信の冒頭で心情を告白。「運営さんから順位変動を告げられたときは、正直驚いたし頭が真っ白になりました。でも、今回の結果に関しては、みんなで駆け抜けたものなので『恥ずかしいもの』とかは思ってほしくないです」などと語っています。たみーによると、奏みみとの直接の話し合いはなかったものの、騒動中は「互いに心配しあっていた」とのことです。









