クラシック音楽を紹介するYouTuber、
不可解な著作権侵害の指摘に困惑

8月14日、「厳選クラシックちゃんねる」(登録者数5万人)が生配信を実施し、著作権侵害の申し立てを受けていることを明かしました。

クラシック音楽をわかりやすく解説

「厳選クラシックちゃんねる」は、クラシック初心者向けに、各時代の著名な作曲家や有名曲などの紹介・解説動画をアップしているチャンネルです。
運営しているのは、幼少期からクラシック音楽に親しんできたnacoという女性がで、2020年4月に動画投稿が始まり、現在約40本の動画がアップされています。

YouTube動画

著作権侵害の警告を受ける

nacoによると、このチャンネルにアップされたある動画に対し、YouTubeから「著作権・著作隣接権侵害の警告」を受けたとのこと。

nacoが動画内で使用している音源は、全て著作権・著作隣接権の切れたものであるため、すぐに異議申し立てをしたものの、著作権者側によって「拒否」されてしまったといいます。

nacoは、根拠となる証拠を添えて反論をしますが、これに対して相手側は「認められません」とか「申し立てを拒否します」というだけで、根拠を明らかにすることはなかったのだとか。
さらにYouTubeからは、7日以内に該当の動画を削除するか、異議申し立てを撤回するか、いずれかの対応を求められてしまったそう。

証拠を示して反論するも、対応期限に間に合わない

nacoはYouTubeのサポートに連絡をしたものの、「どちらの主張が正しいかを判断致しかねます」との返答。nacoは、自身が根拠を示しているにもかかわらず、一方的に削除や撤回を求められていると主張します。
すると「著作権チーム」へ問い合わせするよう指示があり、連絡したところ「こちらが言っていることに対して全く噛み合わない自動返信メール」が届いただけだったそうです。

権利を主張しているのは日本のレーベルらしく、nacoはそこにも連絡を取ったそうですが、緊急事態宣言やお盆休みの影響のため、対応期限には返答が得られない可能性が高いようです。

7日以内に削除や撤回をしない場合、該当の動画が削除される上、チャンネルには違反警告が与えられることになります。
こうした状況を受け、nacoは動画の削除か申し立ての撤回のいずれかの対応を取る方針だと話しています。

 

次ページ:涙ぐむnaco

1 2