落語モチーフにした米津玄師の新曲『死神』を落語家が解説「米津さんってすごいよ!」
先月25日に公開された、同名の古典落語の演目をモチーフにした米津玄師の新曲『死神』を、落語家の「林家木久蔵」(登録者数4300人)がレビュー。
現役の落語家による解説が「分かりやすい」と話題を呼んでいます。
米津新曲、わずか10日で800万再生
先月24日にYouTube上でミュージックビデオが公開された、米津玄師の新曲『死神』。
動画は今月4日時点で800万再生を超えており、コメント欄では「好きすぎる…」「何度聞いても本当に飽きることがないです」と絶賛する声が相次いでいます。
実はこの新曲、米津玄師本人も動画の概要欄で言及しているように、同名の古典落語をモチーフにした曲。
もととなった落語は、自殺を目論んだことをきっかけに死神と出会い、他人についた死神が見えるようになった男性が、その不思議な力のせいで波乱万丈な展開を迎える物語となっています。
「死神」は、古典落語の演目です。(YouTube)
そんな新曲を28日、林家木久扇を父とし、自らも人気落語家として知られる林家木久蔵が、自身のYouTubeチャンネルで解説。
『死神』の持つ数々の魅力を明らかにするとともに、「やっぱ米津さんってすごいよ」と大絶賛しています。
新曲の出来に「さすが」
林家木久蔵はまず、MVの撮影に使われているのが、落語家の“聖地”こと「新宿末廣亭」であることに注目。
MV内で使われている衣装や所作からも落語への造詣の深さがみられると感心する一方で、「ああいう風に自由に末廣亭使ってみたいよね…」と大物アーティストを羨む発言も飛び出しました。
新曲への第一印象を語り終えた林家は続けて、古典落語「死神」のあらすじや、もともとの演目が持つ魅力、それを歌に落とし込んだ新曲『死神』の魅力についても解説。
江戸落語でありながら、米津の出身地である徳島の阿波弁や、米津が番組などでのトーク中に見せているような関西弁が取り入れられた歌詞にも、落語家の視点から敬服する様子を見せています。
米津さんが大事にしている部分というか…。
ただ「死神」の落語を歌にしましたってだけじゃなくて、なんか自分なりのエッセンス入れたりとか。死神の落語を熟知している人みたい。
新曲の出来に関心するあまり、「ちょっと(落語の)「死神」を覚えたくなっちゃった」「落語覚える前にまずこの歌を覚えるか」と漏らすシーンもありました。
米津ファンも感服「さすがはプロ」
現役落語家の視点から新曲の持つ魅力を語った林家に対して、米津のファンからは解説の分かりやすさに感心する声が上がっています。
あらすじ早口でしゃべっただけなのにすごく分かりやすくてさすがはプロって思いました
木久扇師匠は、バカのフリをした天才ですが、当代木久蔵師匠は、普通に頭の良さがわかりました
アーティストの新曲をきっかけに、落語やその語り手の持つ魅力にも注目が集まろうとしています。









