素潜り漁YouTuber、漁の動画が広告停止に。視聴者は「何がダメなのかサッパリ分からない」
2020年9月29日、「素潜り漁師マサル」(登録者数27万人)がツイッターを更新し、動画が不適切とされ、広告がつかなくなったと明かしました。
素潜り漁師として活動するYouTuber
素潜りで魚を獲って競りに出してるだけの動画が不適切とかそれは無いんじゃないか。
めちゃくちゃ手の込んだ動画だっただけに本当に残念。異議申し立ても受け付けてくれないらしい。 pic.twitter.com/GOMm7hJTH5— 素潜り漁師マサル (@masarumoritsuki) September 29, 2020
マサルは現役大学生であり、離島で漁師として生活しながらYouTuberとして活動しています。
自ら魚を突いて魚を捌く、超サバイバル系YouTuber!貴重な水中映像と独特なワードセンスの解説で視聴者から人気を集めている(Kiii)
素潜り漁の動画が収益化停止に
広告停止処分が下されたのは、9月23日に公開された「1日の素潜り漁でいくら稼げる?漁師の収入を公開します。」。
銛を片手に海中で素潜り漁をして、獲った魚を自宅に持ち帰って調理するという内容で、タイトルどおり1日でいくら稼げるのかも紹介されています。
マサルによると、この動画はYouTubeから収益化が「制限付き」とされてしまった様子。
YouTubeは「広告掲載に適したコンテンツのガイドライン」を定めており、暴力やアダルト、差別的なコンテンツなどは広告がつかないようになっています。
(参考:YouTubeヘルプ「広告掲載に適したコンテンツのガイドライン」)
いわゆる“黄色マーク”という状態で、広告収益が収入の柱となるYouTuberにとってはかなりの痛手となります。
YouTubeは動画内容の審査にAIを使用することで知られていますが、今回は「この判断は人間による再審査で確認済みです」と掲載されており、実際に人の目でのチェックが入ったもよう。
これを受けマサルは「この動画が不適切なら俺の動画は全て不適切になるから終了」とツイッターで投稿しています。
この動画が不適切なら俺の動画は全て不適切になるから終了のお知らせ。
— 素潜り漁師マサル (@masarumoritsuki) September 29, 2020
動物の解体描写がNG?
今回の動画で何がガイドライン上の問題となったのかは明示されていませんが、おそらく「暴力」の中の「暴力的な描写、動物の死、苦痛に焦点を当てた狩猟動画」もしくは「ユーザーに強いショックや不快感を与えるコンテンツ」の「動物を解体する生々しい描写(皮剝ぎを含む)」の可能性が高そう。
映像では、素潜りで魚を銛で突く様子や、魚をさばく様子も映し出されています。

とはいえ、マサルは漁師であり「死や苦痛に焦点」が当たっているとは思えず、その描写も一般の日本人ならまったく問題ない範囲かと思われます。
解体動画がNGなら、「きまぐれクック」(登録者数383万人)を始めとする魚捌き系YouTuberはほとんどが広告停止になってしまうことになります。
一体何がダメなのかサッパリ分からない
また、4月頃には料理系YouTuberの「トミック」(登録者数163万人)が動物実験のような動画を投稿して物議を醸しましたが、今回はそれとは大きく異なります。
(関連記事「料理系YouTuberトミックに“動物虐待”の声」)
今回の措置にはツイッターでも
一体何がダメなのかサッパリ分からない
納得できる理由がないと視聴者もマサルさんを応援してる身として許せません。
と疑問の声が寄せられています。
ちなみに今年4月、韓国のYouTuberが行きたままタコを食べる動画が“動物虐待”として炎上。
この背景には、生食文化のある国と、そうでない国の食文化の違いも指摘されていました。
審査担当者の文化的背景によっては、今回の動画が不適切だと感じる可能性もあるのかもしれません。
(関連記事「「モッパン」×「ASMR」で人気の韓国人YouTuberが“動物虐待”として炎上」)









