「すべてを捨てた人たちから学ぼう」西成のホームレスにインタビューするチャンネルが興味深い
2020年1月に投稿を始めた「ホームレスの家」(登録者1.1万人)というチャンネルが興味深い内容となっています。
このチャンネルのコンセプトは『すべてを捨てた人たちから学ぼう』。
“日本唯一のスラム街”と言われる大阪市西成区を舞台に、西成に住む投稿者がホームレスたちにインタビューし、彼らの言葉を動画に収めています。
このチャンネルは、ホームレスの方々への密着取材を通じて、
現代社会の生き方について考え直していくチャンネルです。収入を上げたい、良い家庭を築きたい、人から尊敬されたい・・・
現代社会では、人間の欲求に限りがありませんが、
時に、そんな競争社会に疲れてしまう瞬間はありませんか?ホームレスの方々は、そんな俗世間的な価値観を捨てて、最も自分らしく、自由に生きている方々です。
普通に生きていたら一生関わることのないホームレスの方々の貴重なお話・価値観に触れて、
我々の生き方について、一緒に冷静に見つめ直してみませんか?金なんてなくていい、人にどう思われてもいい。
何もなくたって、ありのままでも、我々は幸せなんだと気づけるきっかけになるはずです。
(YouTube概要欄)
ホームレスとして路上生活をしている彼らですが、中には高学歴のエリートや珍しい経験を持つ人もいます。
波乱万丈な人生をたどった人たちの言葉には深みがあります。
元大企業社員だったが
このチャンネルで最も再生数の多い、3月11日公開の「経営者、大企業、大学教授。西成ホームレスにはすごい人が多い」では、「山下」と名乗る高齢男性が登場します。
彼は新日鉄住金(現在の日本製鉄)の元社員で、結婚もして2人の子供に恵まれました。
しかし、妻が「金にはしぶとかった」らしく、退職後離婚した際にすべての財産(約1億円とのこと)を妻に贈与したとのこと。
彼は無一文となり、ホームレスとして西成で生活することになりました。
投稿者が彼の博識ぶりに触れると、その知識は「人が捨てた新聞なんか隅から隅まで読む」ところから来ていると、いかにもホームレスらしい回答をしました。
彼はある日、英字新聞を読むホームレスに出くわしたらしく、話を聞いたところ元大学教授だったそう。
自身も新日鉄住金出身であるように、彼はホームレスのなかにも元エリートがたくさんいると考えるようになったそうです。
現役時代は高給取りだった彼ですが、
あんまりね、人から恨まれるような(高い)給料貰っちゃいかん。
ソコソコでいい!うん。自分の身内が飯が食えるだけで十分よ。
人から妬まれるよ。ハハッ
と、カップ酒を片手に笑顔で語っています。
投稿者が「今楽しい?」と単刀直入に聞くと、
自分なりにエンジョイはしてるな。自分なりには。
何があってもいいもん。人に迷惑かけないから。
と回答。家族と縁を完全に切った彼ですが、後悔はなく、独りの時間を楽しんでいるようです。
「嘘か本当かはどうでも良い」心を打たれた視聴者続出
コメント欄には
まあ、ぶっちゃけ申し訳ないけどこういう人って嘘つく人多いよね
話100分の1で聞いた方がいいね。現実と妄想とボケが入ってるからなこういうヤツは。
証拠がないため、彼の話を信じない人も多いですが、
嘘か本当かはどうでも良いの。面白いか面白く無いか、感動するか感動しないか。私は最後まで見てしまった。それが全て。
失礼な言い方かもしれないですが、頭は良いんでしょうね。話し方を見れば、解りますね。
それをひっくるめて、彼の話に心を打たれた視聴者も多いようです。
この人以外にも、チャンネルには「元ヤクザ」「女1000人斬り」など、個性豊かなホームレスがズラリ。
この動画を見たあとは今の自分の生活のありがたみに気付けるかもしれません。









