鬱ゲー・病みゲー配信は危険? 「子どもの安全」違反で動画削除の実況者、再審査も通らず

YouTubeで「子どもの安全に関するポリシー」違反を理由にゲーム実況動画が削除されたVTuberの「けんぼー」(登録者数19万人)が、再審査でも復旧しなかったことを明かしました。

SNS上では、いわゆる「鬱ゲー」「病みゲー」系と呼ばれるジャンルのYouTube配信が、厳しい状況に置かれているのではないかとの見方が広がっています。

子どもの安全を理由に動画を削除されたYouTuberが相次ぐ

発端は1月22日、複数のゲーム実況者が「子どもの安全」を理由に過去動画が突然削除されたと相次いで報告したことでした。

ゲーム実況者の「ホワイト」(登録者数39万人)は22本(後に18本に訂正)、同じくゲーム実況者の「ピロ」(同31万人)は6本、そしてけんぼーが49本の実況動画が削除されたと明かしました。

1月28日、けんぼーの投稿に対し、YouTube公式アカウント「TeamYouTube」は、「ポリシーチームが確認したところ、子どもの安全に関するポリシー違反により該当動画はすべて引き続き削除されたままとなります」「今回の審査結果が最終的なものとなります」と返信しました。再審査後を経ても、判断が覆らなかった形です。

これを受け、けんぼーは「49本の削除された動画たちは帰ってこないようです…」「さようなら」と投稿し、動画が復旧しないことを報告しました。

ホワイトはこの投稿を引用し、「過去一理不尽やん」「このルールどこまでセーフなのか線引き難しすぎるから対策のしようもないやん」と、ルール運用の曖昧さに疑問を呈しました。

X上では、「ポリシー読んだけど何に違反しているのかさっぱり分からない」と声のほか、「悲しい、もう鬱ゲーは許されない時代なんだなぁ」「鬱ゲーが規制されるのは痛すぎる」といった反応もみられました。

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鬱ゲーや病みゲーの投稿は危険?

今回の一連の削除を受けて、ホワイト、ピロ、けんぼーの3人は1月24日にコラボ動画を投稿しており、削除された動画で扱っていたゲーム作品名に言及していました。

首吊りの描写があるゲームや暴力的な内容を含むもの、「少女」や「斧」といった要素が入るもの、性的なニュアンスがあるとされるものが多く挙げられました。

一方で、子どもが一切登場しない作品や、暴力表現がない作品も含まれていたといい、3人のうち複数が同一のゲームを実況していたにもかかわらず、削除された動画と削除されていない動画が混在するケースもありました。

傾向としては、フリー作品が多く、いわゆる「鬱ゲー」や「病みゲー」といった作品が多くみられたようです。

ゲーム内の話であるため、実在の子どもが被害に遭うわけではありませんが、フィクションだとしても「子どもの安全」上の問題と判断されたということになります。

再審査でも復旧に至らなかったことから、同様のジャンルの動画を投稿する場合は、ポリシー違反と判断されるリスクが高いと考えられます。

以下、3人の配信の中で名前が出た主な作品です。

  • ママに会いたい
  • 彼氏の周りにいたら嫌な女友達を拳でわからせるゲーム
  • 異能のカルテ
  • 生き残れ ゴキンちゃん!
  • 氷点下30度の絶望
  • 病みっ子トラブルメーカー
  • 鬱夫の恋
  • サンタシリーズ
  • 町とわたしとサーカスと
  • 十二股全部フる
  • 雪消え
  • 悪癖
  • 奇病患者小児科病棟
  • TS魔物娘地方
  • イツカノヨル
  • 家出少年ほころくん
  • SAEKO: Giantess Dating Sim
  • 食糧天使
  • ts踊り子ちゃんがあっさり魅了された挙句転生悪堕ちとかするはずない
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