ワンピース考察系YouTuberの引退騒動 霜降り明星・せいや、尾田氏の「考察嫌い」は自身の想像だったと説明

人気漫画『ONE PIECE』の考察系YouTuberが次々と引退宣言をした騒動で、お笑いコンビ「霜降り明星」(登録者数215万人)の「せいや」(同58万人)が6月13日、騒動の発端となった自身の発言について釈明しました。

「考察はイヤ」との見解を紹介

騒動の発端は、先月9日に放送された『霜降り明星のオールナイトニッポン』です。

この中でせいやは、原作者の尾田栄一郎氏と頻繁にLINEのやりとりをするほど親密であることを明かします。以前はワンピースの考察をしていたというせいやですが、尾田氏が考察をしている人物と直接やり取りをするのは「ちょっと嫌かなと思って」近頃は考察を控えているのだとか。現在ワンピースは「最終章」に入っていることが尾田氏から公言されており、盛り上がりを見せていることや、相方の粗品との会話の中から「ちょっと(考察)やったほうがいいかもな」とせいやは前向きな姿勢を見せます。しかしすぐに「でもやっぱ嫌らしいけどな、考察とか」「嫌みたいよ」ともコメント。その後「いやわからん」「考察の仕方もあるしな」と補足しますが、粗品は「ほんならやめとけー」と応じていました。

続々と考察系が引退する騒動に

実際に尾田氏がこのように発言をしたかどうかは不明ながら、これが考察系YouTuberに大きな影響を与えることになります。

まず、ワンピース考察系YouTuberの「ユデロン」(同16万人)が引退を表明。さらに、「コヤッキーチャンネル【ワンピース】考察・まとめ」(同55万人)、「MONSTERsJOHN (モンスターズジョン)TV」(同43万人)も考察動画からの撤退を宣言しました。その一方で、このジャンルで最多の登録者を持つ「ドロピザ」(同106万人)は活動継続を宣言。しかし視聴者からの風当たりが強くなっているのか、ドロピザは「1万人に嫌われても1人に好かれればいいなっていうスタンスでやるしかない」と語っていました。

その後、6月6日に「ONE PIECE公式YouTubeチャンネル」(同280万人)で行われた「仲間がいるよTUBEラジオ」が生配信でこの騒動について言及。尾田氏と普段から直接やり取りをする関係だという「所長」が「尾田さんと直接その話をしたわけじゃない」と前置きしたうえで、コミックス101巻のSBS(おまけコーナー)に書いてあった通り、「見るのは嫌」「原作者が見るのは違う」というのが尾田氏の真意ではないかと推察していました。

せいやは尾田氏の発言ではないと強調「たしかに俺の言い方も悪かった」

『霜降り明星のオールナイトニッポン』の6月13日放送回の中で、この騒動に言及した視聴者からのコメントが紹介されます。せいやは「大きい声出していい?」と許可を取ったうえで、「ワンピースに、1個も迷惑、かけたなーい!!」と本音を叫びます。粗品は「いやいや迷惑かけてないって」とせいやを気遣う姿勢を見せますが、せいやにとっては不本意だったそう。ラジオでの一言がここまで影響力を持つとは思っていなかったそうで、これまでに引退したワンピース考察系YouTuberのファンから「俺の好きな考察系が辞めていったぞ」などと連絡が来ていたそうですが、再び言及することで話題になってしまうと考えて静観していたと振り返ります。

そして当時の発言について、せいやは改めて自身の一連の発言を聞き直したうえで「予想やねん」「『尾田先生考察嫌らしいで、いやわからんけど』って言ってるんですよ」と、尾田氏本人から聞いた発言ではなくあくまで自分の想像の上での発言だと主張します。その後、「たしかに俺の言い方も悪かった」と自身にも非があったことを認めつつも、尾田氏のSBS内の見解を改めて示しただけだったと強調。「そこまでモラル欠如してない」と個人的なLINEのやり取りを公にすることはないと訴えます。

そして今回の件を踏まえ、せいやは「もうラジオで作品の中の話以外せんとこって思ったの、改めて」「みんなが知ってる知識でしか絶対喋りませんよ」とコメント。その後、粗品はワンピースに限らず広く一般に行われている考察に対して、「そこに面白みもあるし作品を育てる可能性もある」と一定の理解を示しつつ、「当たったときに『ほら見ろ』とか良くない」「『俺の考察見てこうしたんちゃうん?』(とかは)非常に良くない」「基本クリエイター側は見ないですから」と自身の見解を述べています。

霜降り明星せいやのイニミニチャンネル