101歳おじいちゃんYouTuber、脳出血で失語症に 体も動かせず 「最後の言葉」は「ありがとう」

6月7日、「あしなっすの1週間」(登録者数41万人)がYouTubeチャンネルを更新。祖父が失語症で会話できなくなったと報告するとともに、祖父の「最後の言葉」を明かしました。

脳出血が判明し入院 失語症で言葉を話せなくなってしまう

あしなっすは、「デカダンス」というコンビで活動しているお笑い芸人で、関東大震災の日に生まれたという101歳の祖父との2人暮らしの日常風景が人気です。ほのぼのとした暮らしだけではなく、介護の現実をリアルに見せる姿勢も支持されています。

2022年に公開された「98歳と天皇陛下」というショート動画は、現在までに再生数3800万回を記録しており、同年の「YouTube トップトレンド動画」にランクインしました。

そんなあしなっすは今月2日、Xで「祖父が急に喋れなくなりました」と投稿。その後、祖父の異常行動を列挙して有識者に意見を求め、あるユーザーからのコメントを経てMRIを撮影し、脳出血が見つかったことを報告していました。

6月7日に公開した動画であしなっすは祖父の現状について説明。出血量は中程度で命に別状はないものの、失語症で言葉が喋れないほか右半身が麻痺してしまい、以前に発症した脳梗塞による左半身の麻痺とあわせて体がほとんど動かせない状態だと伝えました。食事も摂れず、栄養はすべて管から摂取しているそうです。

X上では祖父の回復を祈る声が多く寄せられているものの、医師からは「ここからは行くも地獄、帰るも地獄ですよ」と言われたそうで、「『希望を持ってください』って言われるのもちょっと酷ですよね」と吐露。「全く期待してないです」「良くなってくれとも正直思ってないですね」と述べつつ、「苦しい思いをしてほしくないっていうだけですね」「101年もあんな元気に生きてきたのに一瞬であんなことなっちまうんだから、何が起きるかわかんないですよね」と率直に心境を語ります。

介護がなくなり「本当に楽」としつつも「心にぽっかり穴が空いた」

祖父が入院してから数日、自身の精神を安定させるために熱海へ旅行に行ったり飲み会へと足を運んでいるそうで、家事や介護をする必要がないため「本当に楽なんですよ」「介護がないってだけでこんなに手放しで楽しいっていう気持ちがある」と赤裸々に語るあしなっす。その一方で、「すっごい心にぽっかり穴が空いた」とも漏らし、心配や不安があるものの自分では何もできない状況にもどかしさを感じる苦しい胸の内を明かします。

祖父が退院した場合、介護が「今の数十倍きつい」と医師からは言われたそうで、「今の数十倍はちょっと俺もう耐えらんない」「絶対捕まる自信ある」とあしなっすは語り、その場合祖父は施設に入ることになるだろうと続けます。「施設に預けてただ生きてるだけのね、たまに会いに行って『じいちゃん』って言ってちょっとだけ反応するのを見てね、傷の舐め合いみたいに『元気そうだね』って言って帰る」「そんな生活が、金もかかるしおじいちゃんの幸せでもあんのかっていうね」と葛藤を見せます。来週祖父と面会できるそうですが、入院当初と状態はほとんど変わっていないそうで「怖えわ」「見たくねぇ」と本音を漏らします。

祖父が「99.9%もう喋れない」と言われた際、あしなっすは祖父の「最後の言葉」を思い出したそうで、脳出血を起こした当日の早朝に水を飲ませたときに「ありがとう」と感謝の言葉を告げられたのだとか。「『ありがとう』でよかった」「『ごめんね』とかにしなかったおじいちゃんの優しさとかもあるよな多分」と思いを馳せています。

前日の6日にはサブチャンネルで祖父が脳出血で入院する前日の動画が公開されており、祖父はあしなっすと楽しそうにご飯を食べていました。

コメント欄には「最後に発した言葉が『ありがとう』、 言った相手がずっと同居して介護してくれた愛孫って最高の人生だと思うよ。 あとは君の気持ちのもちよう。今までになかった感情が渦巻いて心休まらないと思うけど、それはどれだけおじいちゃんを想っているかの証だから渦に思いっきり飲み込まれちゃっていいと思う。渦はいつか穏やかになるから」「101年の長く元気に居られた人生素晴らしいです」「やっぱり心にぽっかり穴が開くんですよね…」などとエールが寄せられています。

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