実況者グループ「○○の主役は我々だ!」の分裂騒動で運営会社が声明 脱退メンバーの主張に反論
今月2日、「○○の主役は我々だ!」(登録者数114万人)の運営会社が、グループの分裂騒動の経緯について声明を発表しました。
人気実況者グループの分裂騒動
「○○の主役は我々だ(以下「我々だ」)」は、YouTubeやニコニコ動画で活動していた実況者グループです。マインクラフトの実況や大喜利などのコンテンツが人気を集め、『コミックフラッパー』(KADOKAWA)でのコミック版『異世界の主役は我々だ!』の連載や、文化放送のラジオ番組『我々だ!の侵夜ラジオ』など、多岐にわたって活躍していました。
2024年9月、メンバーのうち9人が、契約更新をめぐって「我々だ」の「権利者」とトラブルになっていることを告白。9人はグループを事実上脱退し、新たなチャンネル「まじめにヤバシティ」(同35万人)として活動を開始しました。
一方「我々だ」の運営側は、同年10月に公式ブロマガを更新し、リーダー格のグルッペン・フューラーと、コネシマの2名が契約締結に至ったと発表。グループは分裂状態となり、その後、メンバー10人の脱退も正式に発表されました。
これに伴い、連載中の漫画は『異世界の主役は我々だ!』を除いて無期限休止や完結の方針が示され、ラジオ番組も終了することに。我々だのメインチャンネルは今年1月に再開予定とされていましたが、結局4月に一度更新されただけで、実質休止状態となっています。
運営側の発表に対し、ファンからは批判の声が殺到することに。「舐めてんじゃねえぞ 共有遅すぎるし何円満みたいな雰囲気出してんだ絶対許さんからな」「全てにおいて対応が遅すぎると言うのが第一の印象。ここまで引き延ばしといて、誠意が伝わらなさすぎる。表面上だけの謝罪、感謝。見ていて本当に辛い」と、厳しい言葉が寄せられました。
「脱退メンバー」の主張に反論
この騒ぎから約8カ月経った今月2日、株式会社キャラデウスがPRサイトを通じて声明を発表。騒動の経緯を運営の視点から説明しました。なお、これまでは、我々だの運営会社名も明らかにされていませんでした。
声明によると、我々だの運営方針や報酬体系をめぐり、脱退メンバーと対立が続いていたとのこと。主な主張は
・「〇〇の主役は我々だ!」の運営が経済的に立ち行かなくなる報酬額を要求
・脱退メンバーらの大半に対する運営組織からのコミュニケーションを制限
・脱退メンバーらの要求を運営組織が受理しなかった場合の争議行為の示唆
というものであったのこと。これに加え、脱退メンバーらによる言動により、「一部の従業員が体調を崩し、休職を余儀なくされる状態」にもなったと説明しています。
株式会社キャラデウスは、脱退メンバーと運営組織の調整役として2024年1月ごろから参画したそうですが、双方の妥結点を模索していた中、脱退メンバーの担当者から一方的に協議を打ち切られたといいます。
同社は、脱退メンバー側の主張に対し「運営組織が脱退メンバーらの権利を不当に制限したような表現がなされておりましたが、前述の通り、運営組織としては脱退メンバーらと継続的に協議を重ねてまいりました」と反論。さらに「各取引先にも誤解を生じさせる情報が広まり、各種契約の見直し、様々なプロジェクトの中断およびグッズ企画の再編など、その影響は多岐にわたりました」と続け、
かかる制作途中のコンテンツのいくつかについては、その後脱退メンバーらの一部の者が「〇〇の主役は我々だ!」を介さずに直接取引することにより収益を得ており、ビジネス慣習上、不義理とみなされる行動であったと考えております
と非難しています。
今後については、再発防止に向けての取り組みの強化や、グループ活動再開に向けて準備をおこなっているとして、「信頼を取り戻すために、より一層、組織運営の透明性、公平性を基に説明責任を果たしてまいります」と綴っています。
運営側の声明は、脱退メンバーの見解とは真っ向から食い違っていますが、現在のところ脱退メンバー側からこの件について言及はありません。









