永久追放されたYouTuberたち――BAN後に復活できたYouTuberとの違いとは?
永久追放されたYouTuber
続いて、BAN後に活動再開ができていない、“永久追放”とみられるYouTuberです。
ジュキヤ
記憶に新しいのは、昨年5月にBANされた「ジュキヤ」です。10~20代の女性を中心とした街頭インタビュー動画をメインに投稿していたジュキヤは、セクハラや容姿イジリなどで炎上することがありましたが、このときまではガイドライン違反の処分を受けてはいなかった様子。
登録者252万人のメインチャンネルを一発BANされたジュキヤは、その数日後にはサブチャンネルもBANされ、全てのYouTubeチャンネルを失いました。
同年9月、新チャンネルの立ち上げを報告したものの、その翌日にこれも一発BANされています。
同年12月、ジュキヤはスタッフ名義のチャンネルの開設を報告しました。スタッフ名義だったためか、このチャンネルはBANされず、ジュキヤは徐々に自身の出演を増やしていきます。そしてほぼジュキヤのチャンネルのようになっていた今年3月、このチャンネルもBANされました。
投稿されていたのは主にトーク動画で、ガイドライン違反に当たる内容ではありませんでした。そのため、実質的にジュキヤのチャンネルになっていたことが問題だったと考えられます。

東谷義和
2022年、芸能界に関する暴露を次々とおこない、時の人となったガーシーこと「東谷義和」も永久追放組です。ガーシーは2022年7月、127万人いたメインチャンネルがサブチャンネルと共にBANされました。これを受けガーシーは、YouTubeのアカウントを貸してくれるユーザーを募集。借りたチャンネルでゲリラ的に配信を継続すると宣言しました。
この呼びかけに対し、数日で約1800ものアカウントが集まったようですが、新たに配信を実施したチャンネルも数時間でBANされるという展開に。さらに、ガーシーの切り抜き動画を投稿していたチャンネルも次々にBANされるという事態となりました。

へずまりゅう
2020年2月~5月にかけ、さまざまなYouTuberに突撃する“迷惑系YouTuber”として注目を集めた「へずまりゅう」は、2020年5月にチャンネルをBANされました。
その後、新たにチャンネルを立ち上げてはすぐに一発BANされるという流れを繰り返します。あまりにすぐにBANされるために正確な回数は不明ですが、10回以上はBANされていたようです。
へずまは窃盗や威力業務妨害で逮捕され、2021年8月に懲役1年6カ月、保護観察付き執行猶予4年の判決を受けました。判決と同月、新チャンネルを立ち上げましたが、動画を投稿する前にBANされました。
今年3月末、へずまは“更生”をアピールして新チャンネルを開設しましたが、これも4月1日にBANされました。

遠藤チャンネル
2019年、世論とは真逆の意見を主張する“逆張り系”として注目を集めた「遠藤チャンネル」も、永久追放されています。
「〇〇は悪くないっすね」という独特な言い回しで知られる遠藤チャンネルは、2019年8月、京都アニメーション放火事件で犯人を擁護する動画を投稿して大炎上。同月にチャンネルをBANされました。
その後、逆張り系を引退してVLOG系として活動を再開しましたが、2020年8月、9月、2021年1月の3回一発BANを受けており、永久追放状態です。

平塚正幸
2020年8月、政治団体・国民主権党の党首である「平塚正幸」のチャンネルがBANされました。コロナ禍の当時、平塚は「コロナはただの風邪」と主張してノーマスク運動を展開。BAN後もYouTube活動を続けようとしたものの、その後9月までに19回もチャンネルをBANされたと報告しています。
このほか、これまで6度の逮捕歴があるとされる迷惑系配信者の「しんやっちょ」や、私人逮捕系の「ガッツch」も永久追放組とみられます。

復活組と永久追放組の違いは
永久追放されるかどうかは、①社会的影響の大きさ、②YouTubeの規約への姿勢、③視聴者からの批判の多さといった要因が影響するように見受けられます。
へずまりゅうやガーシーは、テレビでも報道されるなど世間の注目を集めていましたし、遠藤チャンネルや平塚も、当時の時事問題に関連して炎上していました。永久追放組は、いずれも過激なコンテンツで人気を集めつつ炎上もしており、支持者がいる一方でアンチも多いというYouTuberばかりです。
またBANされた後、YouTubeに挑戦するかのような姿勢を取ると、永久追放になる可能性が高まると思われます。
ちなみに、犯罪を犯した場合でも、その犯罪がYouTubeと関連しなければ、問題とはされない傾向があるようです。2019年1月、子ども向けチャンネルとして人気だった「AAAjoken」(現NNewWorld/登録者数329万人)の運営者が大麻所持で逮捕されるという事件がありましたが、YouTubeチャンネルはBANされていません。
最後に、これまでBANされたチャンネルで登録者の多いトップ10を発表します。現在までの1位はジュキヤの252万人となっています。










